こんにちは。いのうえちづよです。

あたしの演奏って、なんかたどたどしい感じに聴こえるんです。リズムは合っていると思うのですが、何に気をつけたらいいでしょうか?
今日はこのお話です。
たどたどしい演奏をなくすには“拍を感じる”ことから
音をひとつずつではなく“流れ”で捉えよう
ピアノ曲は、1つ1つの音を独立した音として演奏するのでは無くて、まとまった音・メロディとして捉えましょう。そうしないとたどたどしい演奏になります。
例えば、どういう事かというと、音1つ1つの長さは合っているんだけど、音と音が微妙に空いてしまっているという事です。
こういう音楽を演奏したいのに、↓

こういう風に演奏しているという事です。↓

これは、つまり、音のまとまりとして捉えられていないという事だと思います。そこで、方法です。
- メトロノーム
- イメージする
- 歌いながら曲の演奏
順番にご説明しますね。
拍を感じながら弾く3つの練習法
① メトロノームで正確なテンポを確認
実は、私メトロノームが苦手なんです。音楽の持つゆらぎが、機械音楽のようになってしまうからです。
でも、音楽の速さをメトロノームで刻むとわかりやすいです。
自分で数えると、1・2・3・4が都合の良い速さになってしまいます。無意識にいい加減に数えてしまっているという事だと思います。
正確なリズムで演奏する事によって、拍子感も感じられるようになります。
拍子感が感じられるようになってきたら、メトロノームに合わせるのは、終わりにしましょう。
② 歩きながらリズムを感じる
歩く時は、怪我などが無ければ、無意識に同じ速さで左右の足を踏み出しているのではないかと思います。
この歩くことに合わせて曲をイメージしながら口ずさむと、拍感が感じ取れるようになれます。
これで、たどたどしさも消えます。
この方法は、子どもの教室でも良く使っている方法です。わかりやすくて、取り組みやすい方法のようです。
③ 曲を“歌いながら”練習してみよう
これが一番おすすめですが、以外と難しいかもですね。
ただ、歌いながらの場合は、メロディが流れている感覚がつかみやすいので、こちらもおすすめできます。
歌う事に関する記事はこちらです↓
曲のメロディを歌いながら弾くと拍をきちんと数えなくてもいいし、音の間隔が何となく分かって来る方法です。
拍感があると、演奏がいきいきして聴こえる
拍感とは、ジャンルによっては、ノリとも言ったりします。音楽の持つ、独特な躍動感みたいなものでしょうか。
これを、演奏者本人が自覚することで、曲全体が、生き生きとしてくるんです。反対にこれがないと、演奏がたどたどしくなって、あまり上手に聴こえないです。
間違わずに弾いているのに、おかしいなあ
なんか、うまく聴こえない
となっちゃうんですよね。
こう言う場合には、この拍感を見直してみてくださいね。
まとめ:拍を感じると、音楽が自然に流れ出す
拍感は、音楽に命を吹き込む大切な要素です。
このことを感じ取る事で、演奏がとても上手に聴こえるようになるので、練習に取り入れてみてくださいね。
今日もお読みくださってありがとうございました。
そんなときは、音の“つながり方”を見直すサインかもしれません。
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