曲のゆらぎを感じる演奏とは?【1歩上行く表現方法】

曲のゆらぎを感じる演奏とは?【1歩上行く表現方法】 練習方法

こんにちは。いのうえちづよです。

作曲家や作られた年代によっては、
曲に揺らぎなるものがあって、テンポがちょっと速くなったり遅くなったりする事があります。

今日はこの事について書きます。

曲のゆらぎを感じる演奏とは?【1歩上行く表現方法】

音楽は、少し高揚感の部分というのが合って、

例えば、

  • クレッシェンド
  • アッチェレランド

等の表示があるところでは、

少し気分的に早く演奏したいなあ、その方が曲の感じが表せるんだけど・・

という場合があります。

 

クレッシェンド=だんだん強く
アッチェレランド=次第に早く

 

他に、音が上行形の場合では、すこ〜し興奮気味に演奏したいなあ・・というところがあります。

こんな場合ですね〜↓

 

こういう場合は、記号も書いてあったりするので、意図的に・・と言うか、演奏していて、曲の理解が進むと、少し早く、弾きたい感覚、に囚われます。

はなちゃん
はなちゃん

囚われる・・。

いのうえちづよ
いのうえちづよ
規則正しい速さで弾いても、その曲の良さが表現できないんだよね。

これが、最初に書いた、曲のゆらぎなるものです。

はなちゃん
はなちゃん

あたしも、曲のゆらぎがあるよ

いのうえちづよ
いのうえちづよ
あのね、それはね、弾けないところと弾けるところの速さの違いとは、別物なの。

弾けないところと弾けるとこの速さの違い

まだ、うまく弾けないところは、少し速さがゆっくりですよね。
反対に、弾けるようになった所は、当たり前の速さで弾けるので、そこに速さの差ができます。

これは、残念ながら、表現としてのゆらぎとは違うんですね。

これは、ちゃんと全曲通して、同じ一定の速さになってから、ゆらぎを感じる演奏をする必要があります。

ただね、この同じ速さにする練習では、メトロノームを使う事が多いですよね。

はなちゃん
はなちゃん

あたし、メトロノームを使わないと弾けない・・。

いのうえちづよ
いのうえちづよ
そういう人もいますね。

 

 

癖がついてしまうと、メトロノームから離れられない人もいます。

いいんです。大丈夫。

メトロノームを使いながらでいいので、自分で、拍を刻めるようになればいいんですね。

はなちゃん
はなちゃん

どうやるの?

いのうえちづよ
いのうえちづよ
まず、あまりやらないほうが良いやりがちなことは、足で拍子を取ること。

 

これ、良さそうなんですけど、指の速さに、足がついていけなくなってくると、そのせいで、速度があげられないということがでてくるんです。

ねこ太郎
ねこ太郎

意味ないじゃん

 

なのでね、

片手練習をしながら、手で、拍子を取る
メトロノームに合わせながら、手拍子をして、拍に合わせる練習をする

という方法が教室でも、おすすめしています。

メトロノームは、毎回利用するんじゃなくて、目的に合わせて、使って下さいね。

★目的とは、

  • 速さの確認
  • テクニックの練習

などです。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

道具に使われるのではなく、道具を使いこなすですよ〜。

曲の表現をする段階になったら、メトロノームは、はずしてみてくださいね。

 

まとめ

曲の持つ高揚感を、揺らぎを感じる方法での演奏のご紹介でした。

ただ、あまりはっきりやるのは、NGなんです。
聴いている側が、心地よく思えるような表現の範囲で、演奏して下さいね。

今日は、1歩上行く表現方法について、でした。

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