こんにちは。いのうえちづよです。
作曲家や作られた年代によっては、
曲に揺らぎなるものがあって、テンポがちょっと速くなったり遅くなったりする事があります。
今日はこの事について書きます。
曲のゆらぎを感じる演奏とは?【1歩上行く表現方法】
音楽は、少し高揚感の部分というのが合って、
例えば、
- クレッシェンド
- アッチェレランド
等の表示があるところでは、
という場合があります。
他に、音が上行形の場合では、すこ〜し興奮気味に演奏したいなあ・・というところがあります。
こんな場合ですね〜↓
こういう場合は、記号も書いてあったりするので、意図的に・・と言うか、演奏していて、曲の理解が進むと、少し早く、弾きたい感覚、に囚われます。

囚われる・・。

これが、最初に書いた、曲のゆらぎなるものです。

あたしも、曲のゆらぎがあるよ

弾けないところと弾けるとこの速さの違い
まだ、うまく弾けないところは、少し速さがゆっくりですよね。
反対に、弾けるようになった所は、当たり前の速さで弾けるので、そこに速さの差ができます。
これは、残念ながら、表現としてのゆらぎとは違うんですね。
これは、ちゃんと全曲通して、同じ一定の速さになってから、ゆらぎを感じる演奏をする必要があります。
ただね、この同じ速さにする練習では、メトロノームを使う事が多いですよね。

あたし、メトロノームを使わないと弾けない・・。

癖がついてしまうと、メトロノームから離れられない人もいます。
いいんです。大丈夫。
メトロノームを使いながらでいいので、自分で、拍を刻めるようになればいいんですね。

どうやるの?

これ、良さそうなんですけど、指の速さに、足がついていけなくなってくると、そのせいで、速度があげられないということがでてくるんです。

意味ないじゃん
なのでね、
メトロノームに合わせながら、手拍子をして、拍に合わせる練習をする
という方法が教室でも、おすすめしています。
メトロノームは、毎回利用するんじゃなくて、目的に合わせて、使って下さいね。
★目的とは、
- 速さの確認
- テクニックの練習
などです。

道具に使われるのではなく、道具を使いこなすですよ〜。
曲の表現をする段階になったら、メトロノームは、はずしてみてくださいね。
まとめ
曲の持つ高揚感を、揺らぎを感じる方法での演奏のご紹介でした。
ただ、あまりはっきりやるのは、NGなんです。
聴いている側が、心地よく思えるような表現の範囲で、演奏して下さいね。
今日は、1歩上行く表現方法について、でした。