曲のゆらぎを感じる演奏とは?【1歩上行く表現方法】

曲のゆらぎを感じる演奏とは?【1歩上行く表現方法】 練習方法

ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。

作曲家や作られた年代によっては、
曲に揺らぎなるものがあって、テンポがちょっと速くなったり遅くなったりする事があります。

今日はこの事について書きます。

曲のゆらぎを感じる演奏とは?【1歩上行く表現方法】

音楽は、少し高揚感の部分というのが合って、

例えば、

  • クレッシェンド
  • アッチェレランド

等の表示があるところでは、

[enclose color=”” flat=””]

少し気分的に早く演奏したいなあ、その方が曲の感じが表せるんだけど・・

[/enclose]

という場合があります。

[topic color=”pink” title=”クレッシェンド”]

だんだん強く

[/topic] [topic color=”pink” title=”アッチェレランド”]

次第に早く

[/topic]

 

他に、音が上行形の場合では、すこ〜し興奮気味に演奏したいなあ・・というところがあります。

こんな場合ですね〜↓
[kanren url=”https://tounpipi24.com/adult-piano-basic/method/1225/”]

 

こういう場合は、記号も書いてあったりするので、意図的に・・と言うか、演奏していて、曲の理解が進むと、少し早く、弾きたい感覚、に囚われます。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]囚われる・・。[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]規則正しい速さで弾いても、その曲の良さが表現できないんだよね。[/voicel]

これが、最初に書いた、曲のゆらぎなるものです。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg-ヤッター.jpg” name=”はなちゃん”]あたしも、曲のゆらぎがあるよ[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2020/11/Chizuyo-Ioue.jpg” name=”Chizuyo”]あのね、それはね、弾けないところと弾けるところの速さの違いとは、別物なの。[/voicel]

 

弾けないところと弾けるとこの速さの違い

まだ、うまく弾けないところは、少し速さがゆっくりですよね。
反対に、弾けるようになった所は、当たり前の速さで弾けるので、そこに速さの差ができます。

これは、残念ながら、表現としてのゆらぎとは違うんですね。

これは、ちゃんと全曲通して、同じ一定の速さになってから、ゆらぎを感じる演奏をする必要があります。

ただね、この同じ速さにする練習では、メトロノームを使う事が多いですよね。
[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]あたし、メトロノームを使わないと弾けない・・。[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]そういう人もいますね。[/voicel]

癖がついてしまうと、メトロノームから離れられない人もいます。

いいんです。大丈夫。

メトロノームを使いながらでいいので、自分で、拍を刻めるようになればいいんですね。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]どうやるの?[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]まず、あまりやらないほうが良いやりがちなことは、足で拍子を取ること。

[/voicel]

 

これ、良さそうなんですけど、指の速さに、足がついていけなくなってくると、そのせいで、速度があげられないということがでてくるんです。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.30 猫にゃっはっはっは.jpg” name=”ネコ太郎”]意味ないじゃん。[/voicer]

 

なのでね、

[enclose color=”” flat=””]
  • 片手練習をしながら、手で、拍子を取る
  • メトロノームに合わせながら、手拍子をして、拍に合わせる練習をする
[/enclose]

という方法が教室でも、おすすめしています。

メトロノームは、毎回利用するんじゃなくて、目的に合わせて、使って下さいね。

[enclose color=”” flat=””]

★目的とは、

  • 速さの確認
  • テクニックの練習
[/enclose]

などです。

[voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]道具に使われるのではなく、道具を使いこなすですよ〜。[/voicel]

曲の表現をする段階になったら、メトロノームは、はずしてみてくださいね。

 

まとめ

曲の持つ高揚感を、揺らぎを感じる方法での演奏のご紹介でした。

ただ、あまりはっきりやるのは、NGなんです。
聴いている側が、心地よく思えるような表現の範囲で、演奏して下さいね。

今日は、1歩上行く表現方法について、でした。