生徒さんも生き生き!学校の先生にオススメの曲の編曲方法
ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
幼稚園生の頃から知っている近所に住む子が大人になって訪ねてきてくれました。
このお嬢さんは、私のところではピアノは習っていなかったんだけど学校の先生になってピアノを弾かないといけなくなって私の事を思い出してくれたみたい。
目次
生徒さんも生き生き!学校の先生にオススメの曲の編曲方法
訊いてみるとかなりたくさんの曲を短期間で仕上げないといけないようで、それ以外にも発表会・音楽会・始業式・卒業式などなどの練習の場面での曲を演奏する事になっているよう。
他に、合奏用の楽譜も必要なようでした。
これは大変だ!
引き受けることにしました。
こんな風に頼られると私は、俄然張り切るタイプなので彼女が、目的を達成できるようにお手伝いしたいと思いま~す。
よし!
がんばるぞ!
イベント用の楽譜
学校では、行事というものがありますね。
- 1週間に1度とかある朝の集会
- 音楽発表会
- その地区で出演する事になる音楽会
- 入学式や卒業式
他には、クラスのリクリエーションだの謝恩会だの。
これだけのものをこなすのは、とても大変ですよね。
このような時は
- ちょっと楽譜を作り替えてもいい場面
- 作り変えちゃいけない場面
とあるんです。
順番に説明しますね。
楽譜を作り替えても大丈夫な場合
楽譜を作り替えてもいい場合は、
- 生徒さん達の声の高さが合わない場合(校内限定)
- 校内だけの発表の場合
とかです。
それ以外に、謝恩会などで、子どもたちだけで歌ったりする場合は、簡単にコードの伴奏だけで演奏できます。
オリジナルの楽譜じゃないと困る場合
オリジナルの楽譜じゃないと困る場合は、楽譜が指定されている場合です。
校外の発表会や大きな学校行事ですね。
こういう場合は、楽譜を変えちゃうと減点の対象になっちゃったりするので、注意が必要です。
例えば、入学式や卒業式の場合は、昔からのその学校のオリジナルの楽譜があったりしますし、校長先生などから、楽譜指定が来たりします。
こういう場合は、作曲に地元の方が携わっていらしたりするので、おいそれと変える事が出来ません。
しっかりと譜読みをして、演奏して欲しいと思います。
メロディ譜から器楽合奏の楽譜にアレンジする
昨今の音楽サイトは優秀なので、楽譜が見つからないという事は、あまりないのですが、生徒さん達がどうしても演奏したい場合で、楽譜が見つからない場合は、アレンジをします。いわゆる編曲ですね。
授業で発表などの場合は、早急にアレンジして楽譜を見つける必要があります。
こういう場合は、コードの書いてあるメロディ譜を使います。
※著作物を扱う場合については、十分な注意が必要です。
例えば、Cコードが記載されている場所では、ド・ミ・ソを分けて演奏します。
- ドの音をコントラバス
- ミの音を鍵盤ハーモニカ
- ソの音をリコーダー
という具合です。
もちろん、全部の音をリコーダーでひとつずつ担当してもいいですよ。
このような楽譜を作った場合、楽器を苦手とする生徒さんが、全てのメロディを演奏できなかったとしても、一つの音だけを演奏する事で、クラス全体のクラス合奏に参加できるという利点がありますよね。
それはいいにゃ。
ネコ太郎
実際に、ピアノ教室に来られていた学校の先生にもこの方法で、楽譜をお作り頂きました。
そのパートを担当する子供たちだけに配布です。
まとめ
学校現場にお勤めされて、実際に日常を過ごす上では、日々の業務や生徒さん個人にかかわる事が多いので、本当なら、それまでの間に演奏に関する事を出来るようにしておいた方がいいと思っています。
本当に忙しいので。
ですが、忙しい間でも、このようにコードで演奏したり、生徒さんへの配慮には、このような工夫で楽しく過ごせる事も出来ますので、ぜひ、取り組んでみられてください。