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手が痛い?ピアノの演奏フォームを見直してみてね。

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正しくない指の形 ぴぴピアノ教室
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ぴぴオンラインピアノ教室【大人初心者ピアノ教室】講師 /中学校の音楽の先生→ピアノ講師/ピアノ指導歴20年/姶良市にて常時60人近くの生徒さんとレッスン/令和2年より鹿児島市でオンラインレッスンを展開/趣味は手作り教材作り/主にコード奏の事と演奏のコツ、教室経営に役立つ事を書いています。
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ぴぴオンラインピアノ教室【大人の初心者ピアノ教室】いのうえちづよです。

何年か前に、手の痛みを訴えて、教室に移って来られた生徒さんが、いらっしゃいました。

腕が辛くて、5分も弾き続けていられないとおしゃいました。
ピアノを弾く事が、苦行になっている!とびっくりしました。

ピアノの演奏が、5分で痛みが来るんなら、プロのピアニストの方は、どれだけ苦痛に耐えるような修練を積んでいる事でしょう!

だって、コンサートは、何時間も続く事があるし、ソナタなどは、40分ぐらいざらですもん。

ありえない!これはどうにかしないといけないと思いました。

手が痛い?ピアノの演奏フォームを見直してみてね。

ピアノを弾くための、正しい演奏フォームは、

1.手の形

2.指先

3.構え方

以上の3点に注意します。

順番に説明しますね。

手の形

手は、力を抜くと自然に丸くなった形に収まります。↓

力を抜いたら、指がぴ〜んと伸びた状態になるなんて事は無いので、もし、そうなっている方がいたら、これを機に、見直してみてくださいね。

こちらに詳しく書いた記事があります。↓

普通に立った状態で、腕を体の横にだら~んとおろしてみると、手が、少し内側に丸くなります。

そして、一般に、親指と人差し指の間に自然と隙間が出来ます。

指先

だらんと垂らして、さらに、指先の力も抜きますよ。

これで、しっかりとまあるい、優しい感じの手付きになりましたね。

構え方

構え方は、力の抜けた手を、おばけがおいでおいで〜をするように、手首から上に上げていって、鍵盤の上にふわりと乗せます。

この時の注意点は、親指の方へ傾けて乗せないで、真ん中の指から乗せます。親指から乗せると、手が傾いちゃうんですね。

 

 

これが正しい形です。↓

中指主導といいますが、傾けずに、手を鍵盤の上に持っていくと、このような形になるんですね。

正しい、フォームになっていないのに、ピアノ演奏の為だけに指のフォームを変えるとすると、こういう感じになります↓

これは、どういう事かと言うと、手の高さが低いので、打鍵するために、指の付け根から、更にあげる必要がある為に起こる指の形という事なんですね。

なので、変なふうに、指が曲がってしまっています。

本来、このように指が曲がる事は、ありません。

日常生活でも無いですし、ピアノの演奏でも、もちろんありません。

こういう事を続けていると、さらに、あちこち痛いという事が出て来て、最悪、病院通い・・・なんて事もあるかもしれないですよね。

普通に演奏の状態では、5分も弾き続けられないなんて事はありません。

もし、そんな事があるのでしたら、そのまま弾き続けるのはやめて、即、演奏の時の指のフォームを見直す事をおすすめします。

教室に以前通われていらした、この手の痛みがある生徒さんは、演奏のフォームが良くなかったのですが、原因は、椅子の高さだったんです。

椅子が高すぎたばかりに、腕が押されて、手が鍵盤よりずっと下の方にありました。

更に、前に座りすぎだったんですね。

椅子を体に合わせた正しい位置に戻し、体の自由が取り戻せるように、少し座面を後ろの方へ移しましたよ。

これで様子を見たら、しばらくしたら、綺麗な演奏のフォームに戻っていました。手の痛みも、消えていたようです。

まとめ

独学でも、ピアノは弾けるようになります。

ただ、正しい道具の使い方をしないと、やっぱりうまくならないです。

なので、演奏している時の手では無くて、体全体の様子を画像で撮って、見てみて下さい。

こんな弾き方をしていたなんて、とびっくりされる方もいるので、本当に無理な態勢で弾くのは良くないです。

年代が上がってくると、筋肉が減ってきたり、筋が痛くなったり、肘が痛かったり、年代に相応な事は誰にでも起こってくると思います。

でも!

間違った演奏フォームで起こってくる痛みとは関係ありません。

5分も弾き続けられない痛みがあるのなら、ぜひに弾いている様子を見直してみてくださいね。

今日もお読み下さってありがとございました。

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ぴぴオンラインピアノ教室【大人初心者ピアノ教室】講師 /中学校の音楽の先生→ピアノ講師/ピアノ指導歴20年/姶良市にて常時60人近くの生徒さんとレッスン/令和2年より鹿児島市でオンラインレッスンを展開/趣味は手作り教材作り/主にコード奏の事と演奏のコツ、教室経営に役立つ事を書いています。
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