ピアノを上手に弾くための、正しい弾き方と基本の手の形を学びましょう。【ピアノ独学講座 3日目】
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ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
友達に、ピアノを習っている人がいるのですが、ピアノを弾くと体のあちこちが痛くなるっていうんです。それに練習してもしても上達する事ができないらしいのですが、なにか気をつけないといけない事ってあるのでしょうか?
しゅうさん
今日は、ピアノの正しい弾き方と手の形について書いてみます。
ピアノを独学で始めたいという初心者の方向け、記事の3回目です。
合わせて、そろそろ楽器購入についても書いてみました。
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ピアノを上手に弾くための、正しい弾き方と基本の手の形を学びましょう。【ピアノ独学講座 3日目】
さて、3日目の今日はピアノを弾く時をイメージして、実際ピアノを弾く場合の【正しい弾き方】と【手の形】を考えてみましょう。
鍵盤に指を乗せて演奏する時は、あたかも指先からビームが出るように、指をそろえて鍵盤に乗せてもピアノは弾けません。
あちょ~!
かといってぎゅっと丸めると良いかというとそうでもなく・・。
正しくはこちら↓
椅子に座った状態で、(自然に立っている状態で)腕を体の横にだらんとたらします。
その時の手の様子を観察してみてください。自然な感じで丸くなっていますよね。
そのやんわりと丸くなっている状態の手をそのまま鍵盤の上にフワッとのせてください。
それ!それが基本の手の形です!
体の横で、手をぶらぶらぶらぶら・・と降って鍵盤の上にふわりとのせる
今日のドリルは簡単でしょう?
でも、とっても大切ですよ
Chizuyo
鍵盤に手を乗せる時は、親指から鍵盤上に運ばない事!
この方法だと、まるで、羽をかたどったように、指先が、左右を向いてしまいますよね。
親指から持っていくと手が右側に傾きます。左手の場合は、左に傾きます。これは困る形です。
なぜ?
はなちゃん
どうしてかというと、この傾いた位置で、親指を弾こうとすると第一関節まで使っちゃうんですよね。
Chizuyo
親指っていうのは、基本、爪のすぐ横を使ってピアノを弾きます。
爪のすぐ横のちょっぴりの部分です。
これが指が寝た状態だと親指の第一関節まで使っちゃいます。
かなり広い範囲ですね。
ここまで使って弾くと、音に連れて【手の上下運動】がかなり出て来るんです。
これは困る事です。
ピアノを弾く時って、基本、手首の位置が上下することはありません。
Chizuyo
この傾いたままで、【爪のすぐ横を使う】を意識すると、今度はこんな形になっちゃう場合が多いです。
どうですか?
曲の演奏途中で、親指を弾く度に、この形にしていたら、かなり不自然ですよね。
こんな風になってしまう場合は、手の傾きを直します。
正しくは、【中指】から移動させて、鍵盤上にフワッと乗せます。
するとピアノを弾く指・手の形が出来上がります。
和音を弾こうと、鍵盤にスタンバイする場合も、手が開くので少し位置がずれてくる事がありますが、手が傾いた状態では、構えないです。
個人差はあるでしょうが、親指から構えた場合、親指と小指の位置って違いますよね。
困る事は、
【親指と小指の位置が並ぶ】、または、【親指が少し上がる】です。
【自然な形の場合】は、中指から持って行っていくと、親指の方が下がって、小指の方が高いですよね。
この位置だと他の音も弾きやすいはずです。
指の形は、最初から気を付けましょう
【指の形は最初から気をつける】が大切です。
人間の体は、正解不正解というのはわからないそうです。
その型を取り続けていると段々それに慣れていきます。
悪い悪くないは、関係無いそうなんです。
例えば、いつもかばんを右肩にかける人は、右の肩が下がってきたりします。体も傾いてくる人もいますよね。
でも、もうそれに慣れているので、やっぱり右肩にかけてしまいますね。
私もそうです。
それと全く一緒です。
この癖がついた弾き方というのは、本当にとれません。
結局そのまま弾き続ける事になって、いざという時、邪魔をしたりします。
正しいフォームだと、はやく指を動かす事が【楽】になります。
ラッキー!
はなちゃん
ピアノの弾き方
ピアノというのは、指先だけで押さえつけて弾くような力の入れ方をすると腕も痛いし、この時に、【演奏フォーム】が悪いと、ますます肩甲骨のあたりから肩・腕まで痛くなっちゃいます。
いわゆる肩こり。
肩こり辛いですよね~。
ピアノの演奏時の肩こりや痛みは、【力の入れ方】【力の向き】【弾き方】を考えるだけで、正すだけで和らぎます。
なので、まずは、【弾き方】を見直したうえで、ピアノの力の入れ方を研究する事はとても必要な事です。
これさえできれば、かなり楽に、楽しく弾いてられますよ。
教室でも、ピアノ演奏時の肩こりを訴えて移って来られた生徒さんの不調が、弾き方を正して、ピアノの弾き方を直すだけで、ちゃんと消えましたから、実証済みです。^^
今日のレッスン
たかが弾き方。されど弾き方です。
まずは、基本をしっかりと押さえましょう。
楽しくリズムよくやってみてくださいね~!