生徒さんが練習しない?叱る前に、教え方を工夫してみよう
ぴぴピアノ教室 井上千津代です。
半世紀生きてるので、実は外の仕事もしたことがあります。
その仕事を覚える時って、会社の人が教えてくれるんですけど、教える側も複数いて、習う側が迷う事って言うのがあるんですよね。
この人は、こう教えてくれたんだけど、別の人は別の方法で教えてくれた。
だから、なかなか覚えられないっていう事なんです。
生徒さんが練習しない?叱る前に、教え方を工夫してみよう
教室の場合は、教える側が一人です。
習う側が複数いるって事なんですよね。
教えるという事
教室では、複数の習う側がいます。
1回で、覚えていける生徒さんもいれば、何回も言わないと覚えられないという人もいます。
言葉で分かる人もいれば、書いて見せないとわからないという人もいるし、書くにしても図で示さないという人もいます。
もっというと、色を認識できないという人もいるし、
レッスンは1対1なので、言葉が悪く申し訳ないですが、落ちこぼれは出来ません。
なぜなら、わからないから落ちこぼれるのであって、わかるまで教えなかった教える側の責任だと思っているからなんです。
すべて先生側の責任だと思っています。
体育会系の教え方っていうのは、みんな同じようにやって、出来なければ出来ない人の責任みたいなところがありますが、ピアノのレッスンは、根性では成り立たないと私は、思っているんです。
なので、一人一人に合う教え方を模索しないといけないんですね~。
これって、親でも一緒でしょ。
だって、子どもが一人だったら、その子に合わせた教え方をしますよね。
二人だったら、どうします?
この子は、負けず嫌いだから、口出しされるのを凄く嫌がるんですよね~
とか
あの子は、いちいち言って確かめないと動けないんですよね~
とか、ありませんか?
これが、一人一人に合わせてあげるという事なんですよね。
一人一人に合わせたレッスン
この一人一人に合わせたレッスンが出来るようになると、生徒さんは、みんな同じように伸びてきます。
出来ない生徒さんはいないです。
そして、さらに伸ばせる事をさらに伸ばせてあげるとさらに上手な生徒さんが増えます。
ややこしい・・?
これは、みんなそれぞれに上手になるように教えるという事ですよね。
それと、勘違いしてもらいたくないのは、基準は、その生徒さんなんだという事です。
基準の生徒さんが1人いて、その生徒さんのレベルに他の生徒さんがあってくれば、みんな上手になったという事ではないんだという事。
これは、物凄く重要な点です。
あの子は練習してこない。
上手じゃない。
下手だ。
という先生も今だにいらっしゃいます。
とっても残念です。
それって、すべて、教える側の責任なんです。練習するように教えないといけないと思っています。
せっかく、その先生のお教室を、その先生を選んできてくれたのに、基準は先生自身としていると教室で一番偉い人になっちゃって、生徒さんが見えなくなっちゃいます。
うわあ~、嫌ですねえ。
私はこんなのは、とても嫌です。
なので、私の教室では、大人であろうが子どもであろうが、生徒さん一人一人が主役です。
主役を生かすために、一生懸命手を尽くします。
教室を選んできてくれた生徒さんは、宝物なんです。
そして、原石なんですね~。原石っていいでしょ。
磨けば磨くだけ光を発するんですよ。
楽しみですね~。
まとめ
教室では、生徒さんが主役です。
主役を生かすために、先生はしっかりと演出に気を使ってください。
そうすると、生徒さんもニコニコ。
保護者の方もニコニコ。
先生もとっても嬉しいはずです。
しかる教え方は、間違いと思ってくださっていいと思います。
どう考えても、間違いでしょ。
ふざけた時にも、ちゃんと理由があるんですよ。
しっかりと先生の方で見極めてね。
手だてを考えてあげると子どもはちゃんと練習しますよ。