ピアノの指が動かない…そんな時の練習法とコツ4選

練習方法

こんにちは。いのうえちづよです。

さくらさん
さくらさん

指ってなかなか思い通りに動かないです。何か良い方法はありませんか?

ピアノを弾く指の動きはとても独特ですよね。

なかなか普段の動きにはないので、この動きを習得できれば、ピアノを弾くことが出来ます。

今日は、指の動きの克服法です。

ピアノで「指が動かない」を克服する4つのステップ

ピアノを弾くには、以下の動きを出来るようにしましょう。

  • 1本1本独立して動く感覚を覚えよう
  • 指の動きは繰り返して覚える
  • 和音の弾き方を覚えましょう
  • 指の力の向きがとても大切

 

1つずつ、説明しますね。

① 指1本ずつ独立して動かす感覚をつかもう

ピアノの指は、基本的に指の付け根から上下させて動かします。⬇️

両の指左から上げ下げ 2019.2.24

両の指左から上げ下げ

すべての指を動かす時に、手ごと上下させることはありません。

まずは、指の付け根から上下、ここが出来るようにしましょう。

それは、感覚を掴むことです。

指をバラバラに動かす方法について書いた記事はこちら↓

 

② 繰り返して“動きを覚える”ことが近道

教室の生徒さんが、新しい曲に移った時、弾けないフレーズがあったら、その指遣いを見ながら、時には一緒に考えながら、練習します。

曲が新しいので、出てくる指遣いもはじめてのものも、時にはあります。

もちろん、あの曲でも出てきたよねと言う場合もあります。

 

そんな場合でも、まずは繰り返して覚えましょう。

繰り返さずに、覚える方法はありません、残念ながら。

さくらさん
さくらさん

そうですよね・・・。

ですが、繰り返せば、必ず覚えられます。

繰り返しましょう。

③ 和音の弾き方で“指の支え方”を身につけよう

1つずつ指を動かせるようになったら、次は2つ以上の音が押さえられるようにしましょう。

2つ以上の音が重なったものを、和音といいます。

曲の中にはよく出て来る和音ですが、この力の入れ方がわかると、少しまた、弾きやすくなると思います。

力の入れ方について書いた記事はこちらもおすすめです。↓

 

④ 指先に向かう力の方向を意識しよう

テクニックの本には、付点リズムの練習がよく載っています。

これは、タッカ・タッカ・タッカ・・・というリズムなので、力が入ってしまうんですよね〜

付点の練習方法について書いた記事はこちら↓

この時、必要な事は、何回も繰り返す前に、まずは力の入れる方向を見直す事です。

すると、和音の弾き方も出来て、1個の音で弾く時も楽になります。

 

焦らず、ゆっくり。少しずつ動かせるようになれば大丈夫

ピアノを最初に弾く時は、指が動かなくて当たり前です。だって、普段しない動きをするんですから。

なので、まずは、ゆっくりと動きの確認をしてみましょう。
勢いでは、ピアノは弾けないんです。

確認と繰り返しで、ちゃんと指が動くようになりますよ。
正しい方法を、繰り返してくださいね。

今日もお読みくださってありがとうございました。

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