こんにちは。いのうえちづよです。

指ってなかなか思い通りに動かないです。何か良い方法はありませんか?
ピアノを弾く指の動きはとても独特ですよね。
なかなか普段の動きにはないので、この動きを習得できれば、ピアノを弾くことが出来ます。
今日は、指の動きの克服法です。
ピアノで「指が動かない」を克服する4つのステップ
ピアノを弾くには、以下の動きを出来るようにしましょう。
- 1本1本独立して動く感覚を覚えよう
- 指の動きは繰り返して覚える
- 和音の弾き方を覚えましょう
- 指の力の向きがとても大切
1つずつ、説明しますね。
① 指1本ずつ独立して動かす感覚をつかもう
ピアノの指は、基本的に指の付け根から上下させて動かします。⬇️
すべての指を動かす時に、手ごと上下させることはありません。
まずは、指の付け根から上下、ここが出来るようにしましょう。
それは、感覚を掴むことです。
指をバラバラに動かす方法について書いた記事はこちら↓
② 繰り返して“動きを覚える”ことが近道
教室の生徒さんが、新しい曲に移った時、弾けないフレーズがあったら、その指遣いを見ながら、時には一緒に考えながら、練習します。
曲が新しいので、出てくる指遣いもはじめてのものも、時にはあります。
もちろん、あの曲でも出てきたよねと言う場合もあります。
そんな場合でも、まずは繰り返して覚えましょう。
繰り返さずに、覚える方法はありません、残念ながら。

そうですよね・・・。
ですが、繰り返せば、必ず覚えられます。
繰り返しましょう。
③ 和音の弾き方で“指の支え方”を身につけよう
1つずつ指を動かせるようになったら、次は2つ以上の音が押さえられるようにしましょう。
2つ以上の音が重なったものを、和音といいます。
曲の中にはよく出て来る和音ですが、この力の入れ方がわかると、少しまた、弾きやすくなると思います。
力の入れ方について書いた記事はこちらもおすすめです。↓
④ 指先に向かう力の方向を意識しよう
テクニックの本には、付点リズムの練習がよく載っています。
これは、タッカ・タッカ・タッカ・・・というリズムなので、力が入ってしまうんですよね〜
付点の練習方法について書いた記事はこちら↓
この時、必要な事は、何回も繰り返す前に、まずは力の入れる方向を見直す事です。
すると、和音の弾き方も出来て、1個の音で弾く時も楽になります。
焦らず、ゆっくり。少しずつ動かせるようになれば大丈夫
ピアノを最初に弾く時は、指が動かなくて当たり前です。だって、普段しない動きをするんですから。
なので、まずは、ゆっくりと動きの確認をしてみましょう。
勢いでは、ピアノは弾けないんです。
確認と繰り返しで、ちゃんと指が動くようになりますよ。
正しい方法を、繰り返してくださいね。
今日もお読みくださってありがとうございました。
「指が動かない」「同じ箇所でつまずく」──
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