こんにちは。いのうえちづよです。
教室の生徒さんとは、普段の自宅練習の時から困ったことがあったら、ラインしてきてくださるようにお伝えしています。すぐにはお返事できない事もありますが、なるべく早くお返事を返すようにしています。
わからないままで、こうかもしれない、と思って練習をしてきた事が、間違いだった場合、直すのはとても大変です。私は、言うだけですが、生徒さんは、直す側、正す側です。
なので、どんどん送ってきて欲しいと思っています。
和音の弾き方【生徒さんからのご質問をシェアします】
さて、昨日、ご質問のあった楽譜はこれです。↑
ずっとピアノの楽譜に携わっていると、生徒さんがどんなところでつまずくのかどんなところがわからないのか、が講師側が、わからない事が多々あります。
この生徒さんには、途中まで習っておられて、どこまで習っていらしたのかしっかりと確認せずに楽譜をお渡ししてしまっていました。私の痛恨のミスでした。
今回送られてきた楽譜は、この和音の部分です。
なるほどなあと思う事でした。
基本的にまとまったように書かれている音符は、一緒に演奏する事が多いです。
なので、このように、分かれているように書かれている音符でも一緒に弾きます。
ここで注意して頂きたい事は、植物に例えると同じ幹から出ていないという事になります。
同じ棒に球が3つ書いてあるのではなくて、2つと1つに分かれています。
こういう場合は、はじめは、この3つの音を一緒に演奏します。
次に同じ棒についている2つの音を押さえたまま、1つだけの音を次の音に弾き替えます。⬇️
この楽譜、一部分だけ送られてきたので、ト音記号の部分なのかヘ音記号の部分なのかちょっとわからないのですが、それでも、演奏方法はこの方法であっていると思います。
他にもお困りの方がいらっしゃるのではと思いまして、投稿してみました。
この黄色い丸で囲った音は、付点四分音符の長さ分押さえ続ける必要があります。
これが正解です。

抑え続けて弾くのって難しそうだにゃ

そうなのよね
押さえ続けながら、他の音を弾く事が出来ない時は、指を話して次の音に移ってもいいです。

やっぱり難しいんだ。
打鍵の方法がわかってくると簡単に出来るのですが、まずは打鍵の力の向きを考える必要がありますね。
最初は、音が繋がるように弾けなくてもいいので、演奏する事に集中してみてください。たくさん練習する事が出来たら、その書いてある楽譜の通りに弾けばいいと思います。
コンクールや試験の時はやってはいけない事ですが、普段は臨機応変に楽しんでくださいね。

楽しむ!
まとめ
楽譜の書き方で、迷う場合も多々あると思います。
このご質問の楽譜のような場合は、音を別々の声部、上で書いたところの別々の担当の人がいる2声や3声としてとらえている場合だと思います。
わからない時は、間違った弾き方になる前に、お習いの先生に確かめてくださいね。