お気に入りのコード進行を使って、曲を作ってみよう。
ぴぴオンラインピアノ教室、いのうえちづよです。
僕はト長調のコードでとても好きなコード進行が有るんです。このコード進行を使って、替え歌とか作るのが好きなんです。
しゅうさん
曲を作るのは難しくないです。特に今日のような、コード進行を使う場合は、取り組みやすい。
今日はコード進行を使った、曲作り、作曲についてです。
お気に入りのコード進行を使って、曲を作ってみよう。
ところで、コード進行ってわかりますか?
難しそうですよね。
コードが並んでいる様をコード進行っていいます。
例えば、きらきら星のコード進行は、
C・C・F・C G・C・G・C
C・G・C・G C・G・C・G
C・C・F・C G・C・G・C
です。
これだけの事なんだけど、コード進行なんて言われると難しく感じますよね。
これが、専門用語の所以ですね。
さて、今日は、このコード進行=コードの並びを使って、曲を作ってみましょう。
コードを使った曲作り
きらきら星の最初の部分のコードは、Cコードでしたね。
方法はいたって簡単、この和音の響きに合う音を使って、旋律を作っていけばいいんですね。
★コードを使った作曲は、
- 好きなコード進行を選ぶ
- そのコードの響きに合うメロディを考える
の、この2点を考えます。
注意点は、弾き語りの曲を作る場合は、自分の声域に合わせて作って下さいね。
順番にご説明します。
好きなコード進行を選んで、合うメロディを作る
まずは、好きな曲のコード進行を調べます。
コード進行はパクリにはならないので、ご安心を。
- コード進行を選ぶ
- 構成音を調べる
- その構成音を使って、おおまかなメロディを作る
- 歌詞ができている人は、その歌詞にメロディを乗せていくでもいいです。
- この作業を繰り返す
作っていきましょう。
- コードを選ぶ
C/G/Cのコード進行を使ってみましょう。
まず、最初は、Cコードです。
2 構成音を調べる
構成音は、ドミソですね。
これを使って、メロディを考えます。
3 その構成音を使って、おおまかなメロディを作る
ドドソソミミソ
もしくは、
ドソミミドドミ
こんな感じで並べます。
これだけで、曲になります。
拍子は?
ネコ太郎
拍子は、お好きな拍子でいいですよ。
選んだ拍子で、小節の中の拍数を決めてくださいね。
例:4分の4拍子の場合は、小節の中は、全部の音符と休符を足して、4拍とします。
4 歌詞ができている人は、その歌詞にメロディを乗せていくでもいいです。
メロディが出来たら、歌詞を載せていくか、歌詞に直接、音を載せていきます。
この構成音以外の音って使ったらいけないの?
はなちゃん
めっちゃ良い質問!
Chizuyo
構成音の音を使って曲を作る場合、この構成音を和声音と言います。
使われていない音は、非和声音と言います。
例えば、下の楽譜を見てください。
楽譜の中のコードは、Cコードが使われているので、ここのところは、メロディを
ド・ド・ソ・ソ・ミ・レ・ド
としました。
ドからミへ音を使いたいと思った時、メロディを滑らかにするために、間にレを足して、ドレミとしています。
このレが、非和声音です。
その部分の和音の音に使われていない音のことを指します。
ちょっとここでは書きませんが、ご興味があられる方は、【非和声音】で調べてみて下さいね。
種類がいくつかでてきますよ。
ここでは、簡単に扱いますね。
まずは、基本の構成音を使ってメロディを作ってみましょう。
メロディを作ったら、和音を鳴らしながら作ったメロディを弾いてみるか、歌ってみて下さいね。
そのコードの響きに合うメロディを考える
ここでの作曲の方法は、コードを使って曲を作る方法なので、そこのコードの響きに合ったメロディを考えることが大前提です。
曲と伴奏が合わないなんて、音楽にならないですよね。
なので、曲を作りながら、出している音の響きをしっかりと聴き取りながら、作ってくださいね。
まとめ
曲作りって面白いですよ。
ただ、メロディを考えて作っていくでもいいのです。
何もない状態から、曲を作ることももちろんできます。
それが難しい場合に、ここから始めてみるといいですよ。
少し簡単に取り組めるといいなと思って、コードを使った曲作りのご紹介でした。
ぜひ。