半音上げる為には、シャープ、ナチュラル、どっちを使うの?

Warning: Undefined variable $kanren in /home/chizyon6392/tounpipi24.com/public_html/wp-content/themes/elephant3/library/shortcodes.php on line 578
‘ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
曲の途中で、調号がついている音を戻す場合、シャープだったら、フラットを使えば、わざわざナチュラルを使う必要はないんじゃないですか?
さくらさん
今日はこのお話です。
半音上げる為には、シャープ、ナチュラル、どっちを使うの?
ナチュラルの記号は、♯シャープや♭フラットが付いた音を元の高さに戻す時に使います。
例えば、調号でシャープがついている音だったら、音の高さを半音さげる為に使います。
半音とは、隣同士の音の幅のことを指します。↓
調号でフラットが付いていた音だったら、半音あげる為にナチュラルを使います。
だったら、シャープでいいんじゃないの?
はなちゃん
と思いますよね。
そうではないんです。
例えばこうです。
今日は結婚式に行きました。
今、スッテキ~なドレス姿です。
ですが、夜はお葬式があるので、喪服にしないといけない。
この場合、ドレスの上に喪服を重ね着しませんよね。
ところが、ここで♯シャープを付けるのは、
スッテキ~なドレスの上に喪服を重ね着するようなものです。
こんな感じ?↓
まずは、残念だけど、結婚式のドレスは脱がないといけません。
脱いでから、新たに喪服を着ます。↓
これと全く同じ事なんです。
ここで、まず、もともとの音に付けられた調号(=♯・♭)をナチュラルで元の音に戻します。
それから、必要なら新たに臨時記号(♯・♭・♭♭)を付けます。
これだと意味が、分かりやすいですよね。
これは、曲ができている音のまとまりの中に、シャープやフラットがついていた場合です。
曲の途中で、シャープやフラットがついていた場合はどうすれば良いでしょうか。
曲の途中でシャープやフラットがついていた場合
曲の途中に時々、シャープやフラットが出てきた時は、総称して臨時記号と言います。
この場合、影響は、その小節内だけになります。
臨時記号についてはこちらから↓
臨時記号として、使われているシャープやフラットの影響を消したい場合ももちろんナチュラルを使います。
ですが、その効力が及ぶのは、小節内だけです。
その小節から他の小節に移った場合は、基本的にシャープやフラットの効果は無くなります。
なので、使わなくても消えてなくなるので大丈夫です。
書いてある楽譜もありますが、丁寧に表記されていると思って頂いていいです。
まとめ
フラットやシャープを使うと半音上げたり半音下げたりという効果があります。
なので、元の高さに戻す場合もそれを使えばいいじゃなあい、と思うこともあるでしょうが、そこは、しっかりとナチュラル記号で元に戻してから、新たに他の調号をつけて欲しいというご説明でした。
理屈では納得できないかもしれませんが、【楽譜の決まり】と思って頂いて、丸覚えしてくださいね。