こんにちは、いのうえちづよです。

ブラインドタッチってどんなものですか?ピアノを弾くには有効な方法なんですか?
今日は、ピアノで使われる、ブラインドタッチについてです。
鍵盤を見ずに弾けるとラクになる!
ピアノで身につけたい「ブラインドタッチ」とは
ブラインドタッチは、もともとパソコンのタイピング用語で、「キーボードを見ずに文字を打つ」技術のことです。実はこの考え方、ピアノにもとても役立つんです!
楽譜を見ながら鍵盤の場所を手の感覚で把握して弾く「ブラインドタッチ」ができると、演奏中に楽譜と鍵盤を交互に見る必要がなくなり、演奏がとてもラクになります。
楽譜と鍵盤、行ったり来たりしていませんか?
「楽譜を見て(上を見る)→ 鍵盤を見て(下を見る)→ また楽譜を見て……」
この繰り返しは、視線の移動も多くて疲れるし、弾きにくさの原因にもなります。楽譜を見たまま演奏できると、初見演奏(初めて見る楽譜をすぐに弾くこと)にもつながりますよね。
この「ブラインドタッチ」を練習に取り入れることで、譜読みもぐっとラクになりますよ。
このブラインドタッチが出来ないと、うなずき運動が増えます。

うなずき運動?

はて・・・?
ピアノでの、ブラインドタッチの方法について書いてみますね。
ピアノでのブラインドタッチはどうやるの?
ブラインドタッチとは、「楽譜を見ながら鍵盤を見ずに弾く」ことです。
・鍵盤の配置を、感覚でおおまかに覚えておく ・目の前の20鍵ほどの範囲を重点的に練習する ・常にすべての鍵盤を覚える必要はなし!
鍵盤を見ずに、音の場所に自然と指が動くようになると、ピアノがずっとラクに感じられるようになります。
そこで、普段の練習に、ブラインドタッチができるような練習も取り入れてみましょう。
この方法は、初見の練習にもなるし、譜読みの練習にもなる画期的な方法です。
教材を使ってブラインドタッチを練習しよう
ブラインドタッチの練習には、専用教材もおすすめです。
- 『ブラインドタッチで弾ける おとなのための楽しいピアノスタディ』(角聖子 著)
音の飛び方も控えめで、近くの音が多く使われているので、手の感覚がつかみやすい構成になっています。
「手元を見ずに感覚で弾く」経験を重ねていけますよ。
練習前に、指をやわらかくしておこう
ブラインドタッチをスムーズにするには、
・どの指がどこまで届くかを知ること
・広げたりすぼめたりのストレッチをしておくこと
が大切です。
無理のない範囲で、日常的に指の柔軟性を養っておくと、鍵盤上での動きがしなやかになります。
普段のエクササイズで、大きく開いたり、すぼめてみたりをしてください。
うーんと広げてみてから・・↓

ううーんと窄めてみましょう↓
ストレッチについての記事はこちらです↓
まとめ|ブラインドタッチで演奏がもっと自由に!
ピアノでのブラインドタッチは、楽譜を見ながらスムーズに演奏するための大きな助けになります。
すべての鍵盤を完璧に覚える必要はありません。まずは目の前の20鍵くらいから。手元を見ないで弾く練習を、少しずつ始めてみてください。
ブラインドタッチが身につくと、譜読みもラクになり、演奏そのものがもっと楽しくなりますよ。
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