コード活用法|初心者さんにオススメの、弾き語りの進め方

練習方法

こんにちは、いのうえちづよです。

コードを使った演奏は弾き語りで楽しむ事ができます。自宅で気軽に練習に取り組んで頂けています。

1. コードで弾き語りを始めよう

楽譜を読むのがままならない初心者の方でも、取り組める、弾き語りの方法は、コードを使って演奏すること!です。

1,まず、拍子を確認
2,小節数を確認
3,コードを書き写す
4,根音を書く
5,拍数に従って、根音を弾く
6,根音を弾きながら、メロディを歌う
7,右手の和音を書き出す
8,右手で和音を弾きながら、メロディを歌う
9,両手でコード演奏
10,両手でコード奏、メロディを歌う

弾き語り完成!

順番にご説明しますね。

ステップ1|拍子を確認

曲には、1・2・3・4とか、1・2・3とかの、拍子というものが、必ずあります。
それを確認します。

※確認方法は、曲の最初の部分を見ることです。

ハ長調の音階 ト音記号と拍子記号

ハ長調の音階 ト音記号と拍子記号

算数で言うところの、分数が書いてありますよね。
これが、拍子記号。この部分の上の数字が、拍数を表します。

この音階の拍子記号は、4分の4なので、4拍です。
小節の中の拍数は、4拍となります。

ステップ2|小節数を確認

次にその出来ている曲の、全部の小節数を確認します。

確認したら、こんなものを書いてください。

手書き小節線

手書き小節線

16小節あったら、16マス作ります。

手書き16小節

手書き16小節

※手元に、元になる楽譜がない場合は、ここの項目は、後からでも構わないです。

ステップ3|コードを確認しよう

楽譜に記載されているコードを書き写します。
コード記号はこんなの↓

コード記号

コード記号

 

 

このような記号を書き写します。↓

コードを書き出す

コードを書き写す

小節内に2つ書いてあったら、2つとも、書き写してくださいね。

ステップ4|根音を確認する

書き写したコードのアルファベットに、ドレミを書いてください。↓

音の読み方

音の読み方表

★書き方↓

コードのアルファベットでに根音を書く

コードのアルファベットに根音を書く

 

コード記号のアルファベットについてはこちらから↓

ステップ5|拍数に従って、根音を弾く

次は、書いた根音を実際に演奏します。

・小節内に、1つコードが書いてある
・曲は4拍子
  ⬇️
根音を押さえながら、4つ数えます

・小節内に、コードが2つ書いてある
・曲は4拍子
⬇️
2拍ずつ2回演奏します

最初は、このように演奏しましょう。
音は、なるべく近くの音を押さえるように弾きます。

書いたドレミを見ながら、鍵盤上で、指を動かします。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

できれば、手元の鍵盤は見ないように練習してね。

ステップ6|根音を弾きながら、メロディを歌う

5が出来たら、今度は、根音を弾きながら、メロディを歌います。

必ず正しい音の長さで歌ってください。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

伸ばす音を、短くしたり、長くしたり、適当にしないでね。

ステップ7|右手の和音を確認する

次は、右手ですね。

右手の和音は、なるべく近くの音へ動いていくように弾きます。

例えば、

C→F→G

だったら、

・同じ音があったら、そのまま押さえる
・他の音はなるべく近くの音へ移動

和音の進み方

和音の進み方

和音の基本形で演奏すると、音自体はわかりやすいのですが、手の鍵盤上の移動が多くなるので、転回形などの形で演奏します。

 

転回形についてはこちらから↓

ステップ8|右手で和音を弾きながら、メロディを歌う

次は、メロディを歌いながら、右手だけで和音を弾きます。

この部分は、右手利きの方が多いにもかかわらず、ちょっと難しく思ってしまう部分ですね。
他にもたくさん弾き語りの仲間が頑張っているので、弾き語りの練習、がんばりましょう!

ステップ9|両手でコード演奏

さあ、ここまで来たら、ゴールは目前。右手で和音、左手で根音を弾きましょう。

・左手の根音は、最高でも7つしか出てこないので、なるべく手元を見ないで、弾けるようにすること
・指遣いは気にしないこと
・音があっていれば、音の高さは、気にしないこと

良い練習方法は、なるべく取り出して練習する事と、拍を常に感じながら弾くこと。

自分が弾ける速さで、早くしたり遅くしたりして弾いていると、拍に対する緊張感がないので、なかなか弾けるようになりません。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

1・2回通したら、ぐったりするぐらい、緊張感を持って練習しましょう!

ステップ10|両手でコード奏、メロディを歌う→弾き語り完成!

ゴールです!
ここができれば、完成!
自信を持つ事がまずいちばんです。
ここがきちんとできれば、駅ピアノだろうが、ストリートピアノだろうが、どこに出しても恥ずかしくありません。

がんばれー!

まとめ|弾き語りが完成したら…どんどん挑戦しよう

今日は、コードを書き写して弾きましたが、慣れてくれば、どんどん工程が減っていくと思います。
最終的には、曲を見た瞬間に、弾き語りができるようになるのも夢ではありません。

とにかくやってみること!
挑戦してみることです。

音楽は音を楽しむと書きます。
楽しんでくださいね。

今日もお読み下さってありがとうございました。

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