ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
アップライトピアノの真ん中のペダルは、音を弱くするペダルです。
マフラーペダルといいます。
小さい頃は、そのまま弱音ペダルと言っていました。
今日はこのペダルの使い方についてです。
マフラーペダルの注意点。練習終了後は解放してね。
3本ペダルの真ん中のペダルは、マフラーペダルと言います。
このマフラーペダル、ふむと音がやや小さくなります。
楽器によっては、2つのペダルなので、左側のペダルです。
夜間や音が気になる時は、このペダルを使って練習される事が多いですよね。
演奏時にももちろん使いますよ。自分が演奏出来る限りの小さい音を、もっと小さくしたい時もこのペダルを踏みます。

このペダル、練習が終わった後は、どうされていますか?
ほとんどのピアノのこのペダル、踏んで左側に動かして、ロックをかけられるようになっています。
このロック、このままにしておられる方は、いらっしゃらないでしょうか?

そうすると、どうかなるの?

実は、このペダル、ロックを解除するとバネで、元に戻るようになっているんです。
だからそのまま、もとに戻すのを、忘れているとばねが伸びてしまったり、中の音を消す道具が悪くなったり、弦に接する部分が錆びたりします。

ええええ〜
実は、私はやってしまったんです。
ず~と踏みっぱなしの状態で放置・・・結果、ばねが伸びきってしまって、更にその位置で錆びついてしまいました。
どれだけ踏みっぱなしだったのでしょう^^;
子どもの頃ですが、調律師の先生に怒られました。
このロックをかけた後は、練習が終わったら、忘れずに元の位置に戻してくださいね。
グランドピアノは、ソステヌートペダル
グランドピアノの真ん中のペダルは、ソステヌートペダルと言って、指定された音だけが響きを持たせる事が出来るというペダルです。
アップライトピアノのマフラーペダルとはちょっと違いますね。
響くようになるペダルというと、右側のダンパーペダルを思いますが、ダンパーペダルは、そのペダルを踏むと、踏んだ後は、全ての音が響くようになります
ソステヌートペダルの方は、例えば、ド・ミ・ソの音を弾いてペダルを踏んだまま、その音から手を放して他の音へ進んだとしても最初弾いたド・ミ・ソだけが響いている…という不思議ペダルです。

不思議ペダル・・
面白いペダルですよね。
普段あんまり使わないですね。
アップライトピアノとグランドピアノ。
それぞれのペダルは、少し目的が違うので、それぞれ、活かせるといいですね。
まとめ
アップライトピアノの消音機能が付いたペダルがロックしておけるようになっているピアノの方は、練習後は必ず開放しましょう。
いつまでも、長持ちします。
お読みくださってありがとうございます。