童謡に和音の伴奏を付けよう。たった3つの和音で素敵な演奏になります

和音だけを使って、童謡に左手で伴奏を付けよう。 楽譜の選び方

こんにちは。いのうえちづよです。

まさこさん
まさこさん

わたし、童謡が好きなんです。ふるさととか弾きたいんです。たくさんいろいろな曲を弾きたいと思っているので、簡単に左手で練習できる方法ってありませんか?

今日は、童謡の伴奏に挑戦してみましょう。
まずは簡単な和音から始めて、音を楽しんでみましょうね。

童謡にぴったり!3つの基本和音

和音にはⅠの和音・Ⅳの和音・Ⅴの和音というのがあります。
この3つの和音のことを基本三和音と言います。

 

基本三和音についてはこちらにも↓

 

ここではハ長調でのⅠ・Ⅳ・Ⅴの和音を使います。

伴奏として弾きたいので、左手の指遣いも書いておきますね。

Ⅰの和音:(ド・ミ・ソ)

ド・ミ・ソ⬇️(左手→5・3・1)

Ⅰの和音 Cコード 鍵盤切り抜き

Ⅳの和音:(ド・ファ・ラ)

ド・ファ・ラ⬇️(左手→5・2・1)

4の和音 F 鍵盤切り抜き

Ⅴの和音:(シ・レ・ソ)

シ・レ・ソ⬇️(左手→5・3・1)

Ⅴの和音 G 鍵盤切り抜き

『ちょうちょう』で試してみよう(実例)

『ちょうちょう』。

Ⅰ=ド・ミ・ソ Ⅳ=ファ・ラ・ド  Ⅴ=ソ・シ・レなので、それぞれのメロディの部分に合わせて弾きます。

Ⅰ(ド・ミ・ソ)  ちょうちょ
Ⅴ(ソ・シ・レ)  ちょうちょ
Ⅰ(ド・ミ・ソ)  なのはに
Ⅰ(ド・ミ・ソ)  とまれ
Ⅰ(ド・ミ・ソ)  なのはに
Ⅴ(ソ・シ・レ)  あいたら
Ⅰ(ド・ミ・ソ)  さくらに
Ⅰ(ド・ミ・ソ)  とまれ

それぞれ、順番に押さえると伴奏ができます。

両手で伴奏をするには?

弾き語りスタイルもおすすめ!

右手でメロディを演奏するのが難しい時は、両手で伴奏をしてメロディは歌って下さい。
いわゆる弾き語りですね~。

右手→和音(上の画像参照)
左手→Ⅰ=ド Ⅳ=ファ Ⅴ=ソ

詳細はこちらにも載っています⬇️

左手だけのシンプル伴奏もOK

左手だけで伴奏をする場合は、3つとも音を押さえなくても大丈夫です。

◉和音を基本形(=ド・ミ・ソ)に戻して、⬇️

 

 

一番下に来る音を押さえます。この場合は、ファですね。⬇️

 

 

◉Ⅴの和音も基本形(=ソ・シ・レ)に戻して、⬇️

 

 

ソの音だけを弾きます。⬇️

はなちゃん
はなちゃん

たった1つで伴奏になるのお〜?

たった1つの音と思われるでしょうが、決して侮るなかれ!
和音が響いて、綺麗なんです。

初心者の方にもお勧めできます。

音をひとつだけでアレンジしよう

全音符・二分音符・四分音符の使い分け

アレンジというと、ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、音の長さを変えることでアレンジになります。

・例:4分の4拍子
全音符の場合→4拍で1つ弾く

・例:4分の4拍子
二分音符→2拍ずつで2回弾く。

①・2、①・2.↓

 

・例:4分の4拍子
四分音符→1拍ずつで4回弾く。↓

これも立派なアレンジです。
ひとつずつ音の変化を楽しんでみてくださいね。

和音を使った基本の三和音についてはこちら↓

 

まとめ:まずはシンプルな和音から始めてみましょう

3つの音を押さえられない時は、基本形の一番下の音だけで伴奏できます。

まずは和音1つから、気軽に始めてみましょう。
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