初心者にオススメの教材は、これ!【ピアノ独学講座 8日目】

ぴぴオンラインピアノ教室、いのうえちづよです。
初心者さんなので、失礼ですが、楽譜ってあまり読めないですよね。
教室に、通おうかなと思っている前、独学の時はとても大切にして欲しい時期です。
良くないテクニックなどが癖付くと途中の挫折に繋がっちゃうこともあるので。
だから教本というより、まずは【指を動かす事】を念頭に選んでください。
感覚でつかんで欲しいです。
私からのおすすめの教材は、
①まず第一ポジション【ドレミファソだけで弾けるもの】
②メロディラインの綺麗なもの。
練習が楽しくて、飽きない。
以上の2点です。
そして、楽譜を見ながら弾く時は、【手元を見ないで指を動かす】という事を念頭に置きましょう。
これは、後々の【初見演奏の練習】にもなります。
最初は、指番号を使った基礎練習
まずは、楽譜ではありませんが、指番号のカードを使った基礎練習があるんです。
それはこれ!
この番号カードを適当に並べて【その数字の通り指を動かす】を【何回】も繰り返してみてください。
ここで、大切な事は、【楽しく繰り返す事!】
基礎練習は、【面倒くさい】とか【退屈だ~!】とか言われますが、基礎練習ほど工夫して楽しく出来る事はないと思っています。
ピアニストの宮川彬良さんが、ある対談で、【基礎練習を工夫して楽しくやるのが好き】とおしゃっているのを読んだことがあります。何の雑誌だったかなあ。
なので、ここでは、【一定時間に何回出来るか】とか、【正の字で数を数えたり】、いろいろと工夫してみてください。
好きな曲から抜粋して練習する
次は、好きな曲の中の1フレーズを繰り返す事で、基礎練習になります。
初心者さんにありがちな間違い練習で、【通し練習】というのがあります。
始めて【弾いてみたい曲の楽譜】を手に入れて、最初からぽつりぽつり練習していくのですが、万が一最後まで通れたとしても何を弾いたかわからない、だからまた最初から弾くという方がいます。
これが通し練習。
これは大きな間違いです。
通し練習は、完全に出来上がって、発表する本番前の練習です。
【抜粋練習】をしましょう。
Chizuyo
縦線から縦線の間の【1小節】だけでもいいです。
全然問題ありません。
例えば、以下の楽譜は、良く知られているメヌエットト長調の最初の部分。
この部分、【指変え】や【指ごえ】【指くぐり】と称されるピアノ演奏のテクニックは必要無く、五本の指を順番に動かしただけで演奏できます。
そして【指を滑らかに動かす練習】にもなります。
次のこの部分、同じ様にメヌエットト長調の部分ですが、ここの部分では、【指くぐり】の練習が出来ます。
【指くぐり】も、教室に通い出して、曲の練習に入ったら、絶対に必要なテクニックです。
前以ってできる様になっておくのは、ものすご〜く重要ですヨ。
お勧めの教材
最初に書いた、私のおすすめ教材はこれです。
音符は書いてなくて、【ドレミファソ】だけ記載されています。
内容は、テクニックについて詳しく紹介されていて、音符が読めなくても【高度なテクニック】が身に付けられます。
ドレミファソで始める かんたん! すごい! さきどり! ピアノ・テクニックの本
ちょっぴりお見せするとこんな感じです。
この教本をお作りの先生は、実力派の先生で、優秀な生徒さんをたくさん輩出していらっしゃる先生でもあります。
まだ楽譜が読めない子供の生徒さん向けの教材ですが、子ども用と侮るなかれ。
中身は、曲を弾くのに本当に必要なテクニックがたくさん詰まっています。
他に、ドレミファソだけの教材は、本当に役に立ちます。
初見の練習にも役立つので、1冊持っておいても損はないと思います。
今日のレッスン
大人の初心者の方の場合は、市販の初心者用の大人の楽譜よりも、【鍵盤で遊びながら指を動かす事】の方がお勧め 。icon-hand-o-up
躓かないためには、先ずは指が自由に動かせるように、基本をしっかり押さえてくださいね。
その事が出来てきたら、教材を使ってみてください。
・ド~ソまでの音を使った曲で練習
・好きな曲から抜粋して練習
今日もお読みくださってありがとうございます!
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