ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。

私、三連符を弾く時、手が上下してしまって、滑らかに弾くことが出来ないんです。
今日の奏法解説は、三連符についてです。
三連符がうまく弾けない時は、弾き方を見直す事と3つの言葉のイメージを使おう
- 演奏のイメージ感覚
- 演奏フォームを見直す
まずは、イメージです。

イメージってよく言われるけど、結局どういう事なんかなあ

うん・・・。
三連符のとらえ方は、イメージ感覚でとらえる
三連符って、1を三等分して演奏します。
これ、しっかりと割って、演奏するなんて、本当に至難の業です。

算数苦手・・・。
1÷3=0.33333333333333・・・・
だから、こういう場合は、感覚で捉えると弾きやすいです。

大体このくらいかなあ・・
でいいです。

うん、できそう
でも、実際に演奏する時は、感覚では、わかりにくいですね。
そういう場合は、言葉に当てはめちゃいましょう。
3連符ですから、3つの言葉です。
3つの言葉で三連符を弾く
3つの言葉といえば、みかん・リンゴ・ブドウ・お菓子・・などがあります。
これを音符に当てはめて弾きます。

三連符に言葉を当てはめた画像
この方法でもなかなかスムーズに、なめらかに弾けない方、更に見直すポイントがあります。
演奏フォームを見直す
次に見直すポイントは、弾き方=演奏フォームです。
ここでは、鍵盤に触る指の部分を見直します。
例えば、三連符を最初に弾く指が小指だった場合、小指は力が弱い指ですから、なんとなく小指の横の広い部分を使って打鍵してしまう方が多いです。
画像でいうとこういう風になってしまうことが多いです。↓
本来はこういう形です。
小指は指先で打鍵です。
三連符ですから、小指を弾いたら中指を弾いて、親指を弾いて小指に戻るという形です。
小指を弾いて↓
中指を弾いて↓
親指を弾く↓
どうですか?
この弾き方だと手首が上がったり、下がったりしているはずです。
こんなになってませんか?
手首の上下運動の改善方法
これの改善方法は、常に同じ手首の位置(=高さ)で打鍵するようにします。
小指の時は、小指の先の方で打鍵します。
小指も中指も親指でも一緒です。
手首の位置(=高さ)は、動きません。
この高さから↓
中指の打鍵の時の手首の高さも・・↓
小指の打鍵の時の手の高さも・・↓
こうすると、指が波にもまれた小舟のように動く事はありません。
小指の指先だからと言って、自分が思っているよりも音が小さくなる事はないので、強く打鍵しようと思わなくても大丈夫ですよ。
まとめ
3連符に苦手意識がある方は、私の教室でも多いです。
この2つの方法をお伝えすると、弾きやすくなったと言って頂ける事が増えました。
3連符で手こずっていたら、この方法を試してみてくださいね。
今日もお読みくださってありがとうございました。