こんにちは。いのうえちづよです。
私がコードと出会ったのは、中学校の先生になった時です。
実はその前にもあるのですが、それは学生の頃で、「その時は何じゃこりゃ、全く意味がわからん」と思って断念したんです。私のアホ〜。
なので、中学校の先生になった時は、どうしても必要で頑張って弾けるようにしました。その時にとった方法をお伝えしてみようと思います。
構成音より先に!アルファベットで“弾いて覚える”
コードのアルファベットはドレミを表している
コードのアルファベットは、ドレミ・・・を表しているんです。だから演奏の時も音を一つだけ演奏するでも大丈夫。最初から構成音を全て覚える必要はありません。
コツは、アルファベットが表している音をどんどん演奏していく事です。

ええええ、他にないの?
はい!弾くほうがずっと早いです。
弾く時には以下の2つを使うと弾きやすいですよ。
まずはアルファベットの音だけ弾いてみよう
まずは、以下の表のコード読みのアルファベット7つを確認しましょう。
A=ラ・B=シ・ C=ド・ D=レ・ E=ミ・ F=ファ・ G=ソ です↓
① 左手だけでコードを弾いてみよう
右手はメロディを弾いて、左手はアルファベットが表している音だけを弾く(例:C→ド)
・小節の頭に1個だけついているコードを使って弾く時は、1回鳴らすだけでOK!↓
C→ド Dm→レ Am→ラ

② 両手で弾いてみよう
- 右手で弾く音は1個でも良い(例:Cコードの中のミだけ弾く)
- 左手は、アルファベットの音。(例:Cコードだったら小指で「ド」を押さえる)
この方法で、曲に出てくるコードを、拍に合わせて、どんどん押さえましょう。

Cだから、ド
Dだから、レ
Fだから、ファ・・・
私が学生の頃に挫折したコード演奏は、エレクトーンの体験です。
「鍵盤を押さえすれば、自動で演奏してくれるから、押さえる指の型を覚えましょう」
・・という内容でした。
今なら、その方法もありだな、というのがわかります。
ですが、その時嫌だった理由は、「音楽に全く関係のない活動だな」と思ってしまい、更にそれが嫌だったという何とも物知らずな理由でした。恥ずかしー。
で、断念したんです。
結論として、コードの構成音を最初から覚える必要は無いと思います。
どんどん、弾きながら覚えるというのが一番効率がいい方法です。
弾くだけじゃない!耳と指もいっしょに育てよう
耳を使って、響きを聴こう
音楽というのは、ハーモニーなんですね。
たくさんの音が重なり合って、素敵な響きを作っています。
その音に、無頓着では、きれいな音楽は作れません。
なので、ふさわしい和音がどれなのか、その場に合う音はどれなのかを考える時には、耳を使う必要があります。よく音を聴くと言う事ですね。
たくさんの音を、音楽を聴いて下さい。
きれいな響きが、自分でもわかるようになると、ふさわしい和音の音が、わかるようになります。
指を使って、動きを覚えよう
ピアノの演奏は、指を広げたり、すぼめたり、蛇腹のように手を動かしながら弾きます。指が固まったままでは、自由にいろんな音を押さえることが出来ません。
コードを弾く事でも指の練習になります。
指の練習の為の参考記事はこちら↓
そして、和音を押さえるためには、演奏のフォームも見直して欲しいので、こちらの記事がおすすめです↓
これで、必要な音を、きれいに押さえる事が、出来ますよ〜。
まとめ:コードは「覚える」より「使って慣れる」
コードの覚え方は色々ありますが、今までやってきて、一番効果の合った方法はこれです。
試してみてくださいね。
「コードって難しそう…」そんなふうに感じていませんか?
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