こんにちは、いのうえちづよです。
今日は、楽譜についての小噺しです。
コードというのは、和音記号でしたね。Emとか、Cm7などの記号です。
これが書いてあれば、何の楽器の楽譜でも自分なりに演奏することが出来ます。
ピアノ譜じゃなくても大丈夫?コードがあれば演奏可能!
一般に、ピアノ譜と言えば、大譜表(だいふひょう)と言ってト音記号とヘ音記号がカッコで括ってある楽譜です。
こういうの↓
ト音記号やヘ音記号で書いてある楽譜は、ピアノでも奏でる事が出来ます。ところが、ピアノ譜じゃなくても、奏でる事が出来る楽譜があるんですね。
リコーダー譜でもバンド譜でもピアノ伴奏ができる理由
手持ちの楽譜に、コードが書いてあれば、コード弾きの練習ができます。わざわざ、コードが書いてあるピアノの楽譜を買う必要はありません。なぜなら、どの種類の楽譜に書かれているコードは全て同じものだからです。

そうなの?
- リコーダー譜
小学生の時に習った、ソプラノリコーダーとか、中学校では、アルトリコーダーとか、テナーリコーダーやバスリコーダーなどで演奏できる楽譜のことです。
- バンド譜
バンドで使う楽譜とは、ギターやキーボード、エレキギターやベースギター、ドラム等などを一緒に演奏する場合に使う楽譜のことです。
- リード譜
他に、メロディとコードだけ書いてあるものがあります。
コード譜と言ったり、リード譜って言ったりします。
こういう楽譜は、一般の方でも、馴染みが深いのではないでしょうか?
リコーダー譜とは

リコーダーの楽譜でもピアノは弾けるよ

小学生の生徒さん達に、リコーダーの楽譜でもピアノは弾けるよというと、びっくりします。ピアノの楽譜もリコーダーの楽譜も基本的には一緒です。
小学生が使うリコーダーは、ソプラノリコーダー。
ト音記号の楽譜です。
ここに、コードの記号が一緒に書いてあったら、ピアノで、伴奏をつけることが出来ます。
バンド譜とは
次にバンドスコア(バンドで演奏する楽譜)です。
バンドスコアというのは、こういう楽譜です。↓
この楽譜のように、1番上の方に、コード名が書いてあればバンドスコアでも、ピアノでの演奏は可能です。
この楽譜の場合は、音符も書いてあるようなので、その通りに弾くか、コードネームを使って演奏者のオリジナルあふれる伴奏を作ってもいいですね。

へえええ。楽しそうですね。

コードが書かれている楽譜の活用アイデア
左手は「根音」でOK|無理のない伴奏の始め方
この場合のおすすめは、演奏を邪魔しないように、
- ・左手は、根音
例えば、ドの音だったら、1オクターブ幅の同じドを、小指と親指で押さえればいいです。
こんな感じです。↓

1オクターブ幅の音
根音に関する記事はこちらから↓
右手はコード構成音から選べば安心
- ・右手は、コードが表している和音の中の音をいくつか演奏
でいいです。全部押さえなくても大丈夫ってことですね。
まとめ|コードを知れば、いろんな楽譜でピアノが楽しめる!
ある生徒さんが
「子どもの頃、リコーダーが大好きだったんです。で、ピアノでも弾けるといいなあ」
とおしゃったんです。
素敵ですね。
ぜひ、挑戦してくださいね。
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