ピアノは片手でも大丈夫!弾き語りで自由に音を楽しもう
こんにちは、いのうえちづよです。
6月、近所の発表会に行ってきました。
そこで、とても印象的な演奏を見たんです。
片手だけで和音を奏でながら、弾き語りをしている方がいらっしゃいました。
両手で難しい曲を演奏するのとは違うけれど、その方の音楽はとても自然で、違和感なんてまったくなくて。
何より、お上手でしたし、とても楽しそうに演奏されていたんです。
「ピアノは両手で弾かなきゃいけない」
…そんな思い込み、実はなくていいのかもしれません。
ピアノは片手でもOK? 弾き語りで広がる音楽の世界
弾き語りって、じつはとっても自由なんです。
楽譜はあっても、歌詞は覚えてしまえば歌に集中できますし、
あとは「どの和音を、どんな順番で弾くか」がわかれば、それだけで成り立ちます。
もちろん簡単とは言いません(笑)。
歌に引っ張られて和音がズレちゃうこともありますし、コツはいります。
でも、クラシック曲のように楽譜の1音1音とにらめっこする時間は、ぐっと減るんですね。
和音がわかっていれば、シンプルに「音楽を楽しむこと」に集中できる。
その方たちは、本当に楽しそうでしたよ。
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ピアノは「両手で、複雑に弾くもの」というイメージがあるかもしれません。
でも、実際には、指1本でも音が鳴ります。
私もふだんは「メロディラインがこうで…」「スラーをしっかりね」とか言ってしまいますが(笑)、ピアノは鍵盤を押せば音が鳴る楽器。
管楽器のように息を使ったり、特別な持ち方をしたりしなくても、すぐに音楽が始められます。
両手じゃなくても、片手でも、和音だけでも、あなたの「弾きたい気持ち」があれば、それが音楽になります。
実際、左手だけで演奏されるピアニストも世界にはたくさんいらっしゃいます。
だから「これは無理かな」「私にはできないかも」なんて、思わなくて大丈夫。
まとめ
ピアノは、もっと自由でいい。
「和音だけで歌ってみる」「好きな曲を片手で弾いてみる」
それだけでも、十分に音楽になります。
完璧じゃなくてもいいんです。
大事なのは、あなたが楽しむこと。
まずは、気になる曲をひとつ。
今日からでも、はじめてみませんか?
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。