ピアノ初めて1日目は、ピアノを弾くための指づくりをしよう。【ピアノ独学講座 1日目】
ぴぴピアノ教室【大人の初心者ピアノ教室】、いのうえちづよです。
ピアノを習ってみたいと思っているんです。でも、教室に通うのって勇気がいるんですよね。まずは、自分でできることを始めてみたいんです。何から手をつければいいでしょうか?
しゅうさん
今日はこういう方に向けて、10日間で、おすすめの練習内容を取り上げてみます。
今日はまず、1日目です。
ピアノ初めて1日目は、ピアノを弾くための指づくりをしよう。
ピアノは、指を動かして鍵盤を弾いて、音を出します。これを、打鍵すると言います。
そして、ピアノを弾くためには、指をバラバラに動かす必要があります。
これが、ピアノを弾くために必要な事です。
手順は、
- 片手ずつ指を動かそう
- 両手で扇型に動かそう
- 両手で左右共に、左から右に動かそう
順番に取り組みましょう。
片手ずつ指を動かそう
ピアノは、勢いで指を動かしても、思い通りの指を動かす事ができません。
だいぶ練習した後は、無意識に動かしたい指が動かせるようになるので、まずは、その感覚を掴みましょう。
①、片手で指1本ずつゆっくり上下運動をしましょう。
この時、腕ごと上へ運動をしないように、机の上などに手をおいて、腕を固定した状態で、上下運動の練習をしてください。
手首は、机の上に置いたまま、離さないようにして、指の付け根から指先のみを動かすようにします。
この動き、よく見てくださいね。
実際の演奏では、手首は鍵盤と並行にするので、下に下ろす事は無いのですが、上げたままだと、手全体を上下運動させるという間違った感覚がつきやすいです。
なので、まずは、手首を机の上に置いたまま行いましょう。
指の付け根から上げ下げ、が基本です。
腕ごと上下運動にならないように、この動きをしっかりと覚えてください。
両手で扇型に動かそう
②、①が出来るようになったら、次に左右の指を、扇型になるように、右手の親指と左手の親指というように、1本ずつ一緒に上下運動をしましょう。 全部の指で行いましょう。
動きを確認しながらゆっくりと行います。
同じ指同士の動きなので、少し動かし安いですね。
左右共に、左の指から右の指に動かそう
③、②が出来るようになったら、今度は、ピアノを弾くための基本の動きとなる、左から右への動きで、指を動かしていきます。
右の親指と左の小指というように、指を1本ずつ、一緒に上下運動をします。
勢いで動くのではなく、一つ一つ確認しながらゆっくりと行います。
指遣い用の指の番号は、両手ともに、親指から1・2・3・4・5と付いています。
何回も繰り返して、この動きを覚えましょう。
1つ1つ確認しながら、ゆっくりと動きを覚えてくださいね。
まとめ
ピアノを弾くには、指が勢いで動くようにするのではなくて、
【この指を動かしたい!】と思って、その動かしたい指が無意識に動かせるといいです。
この事がこの項目での最終目標です。