ピアノ独学5日目|弾きやすくなる椅子の高さと座り方の基本

ピアノ初心者が最初に学ぶピアノの知識【10日間】

こんにちは。いのうえちづよです。
独学5日目の今日は「ピアノ椅子の座り方」についてお伝えします。

ピアノを弾くとき、椅子の高さや座る位置はとても重要です。
正しい姿勢で座ることで、腕や手首の動きがスムーズになり、打鍵の力の方向も安定します。

 

 

ピアノ椅子の座り方

ピアノ椅子の座り方には、ふさわしい座り方があります。

背もたれにはもたれない

  • やや前の方に腰掛け、背もたれには寄りかからない

  • 両足を自由に動かせる姿勢にする

  • ペダルを踏むときは「かかとを床につけたまま」踏む

深く腰掛けると足で体を支えにくくなり、鍵盤の左右移動やペダル操作がしづらくなります。

座面の高さは腕が鍵盤と平行になるように

  • 腕が斜めにならない高さに調整

  • 高すぎると手首が下がり、低すぎると上がってしまう

  • 高さが合わないと打鍵が安定せず、押しつけるような弾き方になってしまう

鍵盤からの距離は「肘が横〜やや前」にくる位置

  • 鍵盤の上に手を構えたとき、肘が横または少し前にくる距離に座る

  • 近すぎると腕が自由に動かず、遠すぎると前傾になりやすい

  • 横方向の鍵盤移動もスムーズになる距離感が理想

目線にも気を配る

  • 目の前の鍵盤だけでなく、両端も視界に入る位置に座る

  • 鍵盤全体が見渡せる距離にすると、曲中の移動がスムーズになる

椅子の高さは、この図のように、鍵盤と腕は平行になる位置にします。

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高くしすぎたり、低くしすぎたりすると、その分手首が必要以上に下ったり、上がってしまったりします。

そうなるといざ、鍵盤を叩く時に、うまく打鍵できません。力を入れる事が難しいので、押さえつけた弾き方になったりします。

なので、腕を自由に動かせるように、やや間を開けて座ります。

横から見た正椅子の位置の画像

横から見た正椅子の位置の画像

 

お尻を右に左に移動させないでね

最近のピアノ椅子は横に広いです。

そのせいか、演奏時に、お尻を右に左に移動させて演奏される方がいます。
これはやめましょう。

ねこ太郎
ねこ太郎

でも、届かないんだよね〜

それはやはり「座り方が良くないから」だと思うので、今一度、座る位置を見直してみてくださいね。

 

まとめ

腕がのびのび動かせるように、必ず、ピアノを弾く座り方を意識してくださいね。

 

4、ピアノ初めて4日目音を出した瞬間に注意!

6、ピアノ初めて6日目【ピアニストのような構え方で、演奏への気構えをイメージする】

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