こんにちは。いのうえちづよです。
独学5日目の今日は「ピアノ椅子の座り方」についてお伝えします。
ピアノを弾くとき、椅子の高さや座る位置はとても重要です。
正しい姿勢で座ることで、腕や手首の動きがスムーズになり、打鍵の力の方向も安定します。
ピアノ椅子の座り方
ピアノ椅子の座り方には、ふさわしい座り方があります。
背もたれにはもたれない
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やや前の方に腰掛け、背もたれには寄りかからない
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両足を自由に動かせる姿勢にする
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ペダルを踏むときは「かかとを床につけたまま」踏む
深く腰掛けると足で体を支えにくくなり、鍵盤の左右移動やペダル操作がしづらくなります。
座面の高さは腕が鍵盤と平行になるように
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腕が斜めにならない高さに調整
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高すぎると手首が下がり、低すぎると上がってしまう
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高さが合わないと打鍵が安定せず、押しつけるような弾き方になってしまう
鍵盤からの距離は「肘が横〜やや前」にくる位置
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鍵盤の上に手を構えたとき、肘が横または少し前にくる距離に座る
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近すぎると腕が自由に動かず、遠すぎると前傾になりやすい
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横方向の鍵盤移動もスムーズになる距離感が理想
目線にも気を配る
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目の前の鍵盤だけでなく、両端も視界に入る位置に座る
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鍵盤全体が見渡せる距離にすると、曲中の移動がスムーズになる
椅子の高さは、この図のように、鍵盤と腕は平行になる位置にします。
高くしすぎたり、低くしすぎたりすると、その分手首が必要以上に下ったり、上がってしまったりします。
そうなるといざ、鍵盤を叩く時に、うまく打鍵できません。力を入れる事が難しいので、押さえつけた弾き方になったりします。
なので、腕を自由に動かせるように、やや間を開けて座ります。
お尻を右に左に移動させないでね
最近のピアノ椅子は横に広いです。
そのせいか、演奏時に、お尻を右に左に移動させて演奏される方がいます。
これはやめましょう。

でも、届かないんだよね〜
それはやはり「座り方が良くないから」だと思うので、今一度、座る位置を見直してみてくださいね。
まとめ
腕がのびのび動かせるように、必ず、ピアノを弾く座り方を意識してくださいね。
6、ピアノ初めて6日目【ピアニストのような構え方で、演奏への気構えをイメージする】
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