こんにちは。いのうえちづよ です。
たくさん練習しているのに、同じところで何度も間違えてしまう…。
そんなお悩みをよく伺います。
今日は「**ミスタッチ(弾き間違い)**が多いときに、ぜひ気をつけてみてほしい2つのこと」についてお話しします。
同じところで間違える…そんな時は“構え”を見直してみよう
ポイント①|指づかいが毎回バラバラになっていませんか?
練習のたびに、違う指で弾いていませんか?
毎回ちがう指で弾いていると、手の動きや形が安定しないため、ミスが増えやすくなります。
「指づかい」は、ひとつ決めたら毎回同じにすることが大切です。
手に馴染んでくると、自然と鍵盤の位置も覚えられるようになりますよ。
くわしくはこちらの記事も参考になります👇
🔗 指づかいってどうして大切なの?
ポイント②|1本の指で、しっかり鍵盤を捉えられていますか?
もう一つ大事なこと、それは**「鍵盤1つに対して、指1本でしっかり乗せる」こと**です。
自然に手をダラ〜ンと下ろしてみてください。
指が少し丸くなった自然な形が、ピアノを弾くときの理想の手の形です。
ところが、実際に鍵盤を弾くときに、指がくっついてしまったり、他の指も一緒に動いていたりしませんか?
この状態だと、1本の指で弾くつもりが、隣の指も一緒に動いてしまってミスタッチの原因になります。
ピアノ演奏では、「見ないで弾く=ブラインドタッチ」が基本。
そのためには、1つの鍵盤を1本の指でしっかり捉える構えがとても大切なんです。
「ブラインドタッチ」への第一歩は、“準備された指”
鍵盤を見なくても弾けるようになると、音楽が止まらずスムーズに流れます。
そのためには、次のような流れが理想です。
- 楽譜を目で確認
- 指をその音に向けてそっと動かす
- 弾く(打鍵)
これが自然にできると、指が“探しに行く”のではなく、音に向かって“準備されている”状態になります。
ミスが減るだけでなく、音楽そのものがなめらかになりますよ。
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動画で確認!あなたの指、どこを押さえてますか?
ミスタッチの原因は、手や指のクセにも隠れています。
ぜひご自身の演奏を、いろんな角度から動画で撮ってみてください。
・右側から
・左側から
・上から
・できれば体全体(足まで)も
思わぬクセに気づけることも多いですよ。
まとめ|指づかいと構えを整えることが、いちばんの近道です
練習をたくさんしていても、
「指づかいがバラバラ」
「鍵盤に対して指が安定していない」
この2つのどちらかがあると、なかなか上達を感じられません。
だからこそ、練習に入る前に
構え方を整えることがとても大切なんです。
正しい構えで弾くことは、遠回りなようで、実はいちばんの近道です。
ぜひ、今日お伝えした2つのポイントを意識して、
ピアノとの時間をもっと楽しく、充実させてくださいね🌷