ミスタッチばかりしてしまう時、気をつけるポイントは2つあります。
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ぴぴ ピアノ教室、いのうえちづよです。
たくさん練習しているのですが、やっぱり間違う事が多いです。特に同じところで間違うんです。
やよいさん
ミスタッチばかりしてしまう時、気をつけるポイントは2つあります。
たくさん練習しているのにミスタッチが多い時、たくさんの生徒さんを見て来た私が考えられることは、
- 指遣いを一つに決めていないこと
- 鍵盤1つに指1本を載せていないこと
この2つです。
【指遣いを一つに決めていないこと】
これは、こちらのブログでもたくさん取り組んでいますので、よろしかったらこちらの記事をご覧ください。⬇️
【鍵盤一つに指1本載せていないこと】
これは、どういう事かというと自然に立ったままの手の形を、ふんわりと鍵盤に乗せるとピアノ演奏の為の指・手の形になります。
その中の1本で打鍵しようとすると、その指に向かって指が寄ってしまう方がいます。
その方が、1か所に力を入れやすいという事だと思いますが、これは打鍵の仕方が間違っていると考えられます。
本来指は、1本で鍵盤を一つ弾きますが、2本の指で1つの鍵盤を押さえるような形になっているとしたら、次の鍵盤移動の時に鍵盤をいちいち確認する必要が出て来ます。
これでは、ピアノの演奏に必要なブラインドタッチになっていないです。
また、鍵盤を見ずに弾こうとするとこの事が、弾きミスを誘発するんですね。
今日は、この弾きミスを防いで、上手に弾く為のコツを書きます。
ミスタッチを防ぐには
ミスタッチを防ぐには、構えの位置から気を付けてください。
一つ打鍵するたびに、全部の指が仲良くくっついてしまっている方は、見直してみましょう。
これは、構えが間違っています。
そして、ブラインドタッチができるようにしましょう。
この2つの事をクリアするには、鍵盤1つにつき指1本です。
この状態だと、手元を指先を目で見ていなくても、「指を動かすという動作」「打鍵するという動作」だけで、ちゃんと鍵盤をならせます。
ブラインドタッチの為にも、1個の鍵盤に1本の指のように、見なくても自然な状態で、構えられるととても良いと思います。
他の音を誤って鳴らしてしまうという、ミスタッチも減らせます。
次に、離れた音を出す為に、ほんのわずかですが、前以って、指をその鍵盤に動かすという事をしないと音を出す事が出来ません。
楽譜で音を確認しつつ、もうすでに指がその音に向けて動き出しているという状態がいいわけです。
楽譜を目で確認
↓
指が動く
↓
音を打鍵
です。
まずは探してからだと、指を準備するという動作の為に音楽がスムーズに流れないという事が出てきます。
音楽を演奏している間は、全ての行動が停止するという事にならない様に、常に動くを意識してくださいね。
まとめ
初心者の方が、あまりにも多くの弾き間違い、鍵盤の押さえ間違いをする時、取り組んでみて欲しい事を書きました。
練習というのは大切なのですが、その前に心がけ次第で直せる部分は、直して、正して、それから練習に取り掛かったほうがいいと考えています。
いくら練習しても、間違いは練習では正せないんです。
今日の注意点を見直して、早く練習に取り掛かれるようにしてみてくださいね。