指遣い難しい?じゃ変えましょう。但し1回だけ。【独学講座】
ぴぴピアノ教室、いのうえちづよです。
指遣いって難しいですよね。楽譜に書いてある指遣いが何回やっても出来ないんです。こういう場合ってどうすればいいんでしょう?もう弾きたくなくなってきました・・・。
さくらさん
今日はこの事について書いてみます。
目次
指遣い難しい?じゃ変えましょう。但し1回だけ。
指遣いがどうしても合わない時は、真剣にたくさん考えて1回なら変えてもいいです、とお伝えしています。
指遣いとは
指遣いとは、音に付けられた指の番号の事です。
この10本の指を駆使してピアノを弾きます。
なので、各指に付けられた番号をしっかりと覚えて、楽譜を見てすぐに演奏出来るようにする必要があります。
楽譜には、指の番号が、全部ふってあるものと、ところどころ降ってあるものがあります。
楽譜の最初から自分でつけられるといいですが、自分で考えるのはまだ難しいですから、最初は、指番号が書いてある楽譜を使います。
指遣いがついていないものは、自分で考えないといけません。
これについては、また別に書きますね。
楽譜の番号通りに弾けば、音楽が滑らかに演奏できますよという番号です。
この番号、だれが考えたものでしょうか?ご存知ですか?
楽譜の指番号は誰が考えた?
この楽譜に付けられた指番号は、曲を作った人ではなくて、楽譜に編集した人が付けています。
出版社の人だったり、編集関連の方ですね。
同じ曲なのに、出版社によって違う指番号がつけられているのはそのせいです。
もちろん、作曲家が直接考えたものではありません。
但し、現在、ご存命の方で、ご自分で編集して作った楽譜の中には、ご本人が付けた物もあるでしょう。
ですが、ショパン・ベートーヴェン・モーツァルトといった方々は、もう亡くなっていますから、これはあり得ませんね。
ですから、絶対という事ではありません。
指の形は、様々
指をお隣の方と比べてみてください。
親子でも違うし、お友達とも違いますよね。
意外と赤の他人と似てたりします。
私は、人差し指が薬指より短いです。そして小指がやや外側にそっています。
この様に指の形って様々なんですね。
楽譜の指番号は、万人に合う様に出来ている。がしかし、、、
楽譜に書いてある指番号は、ほとんどの人が弾きやすい様に、つけられています。
決して間違いではありません。
が、しかし、これがなかなか合わない人もいる。もちろん私も。(^^;)
だって、手の形が違うんですもの。指の長さも違うし。
指の器用さも違いますよね〜。
そこで!
1回だけは指番号を変えてみてもいいです。
その代わり、1回だけです!
書かれている指の番号で何回も何回も弾いてみて、やっぱり駄目だ!となったら1回だけ。
しつこいですが、1回だけですよ。
なぜなら、しょっちゅう変えていたら、なかなかその部分が弾けるようにならないからです。
練習していると指の番号を指が覚えて、考えなくても指が動くようになってきます。
そうなってからまた、違う指に変えていたら、なかなか演奏できません。
または、弾けないからといってころころ変えていたら、指が弾く順番を覚えられず、しょっちゅう間違う事になりかねません。
日常の動きの中にも、自然と習慣化された動きがありますよね。何も考えなくても動いている動きです。
ピアノも曲の練習していくとそうなっていきます。
そうなるまで練習するには、やはり動きやすい指の番号が必要になると思います。
まとめ
楽譜に書いてある指番号は間違いではありませんが、なかなか自分に合わない時は、一回だけなら変えてもいい。但し、【1回だけです】でした。
ピアノ楽しんでくださいね。