こんにちは。 いのうえちづよです。

メトロノームに合わせて練習する事をすすめられますが、合わせる事で曲は間違うし曲に集中できないんです。合わせて練習したくないです。
今日は、特に、メトロノームを使った曲の練習について考えてみたいと思います。
実は、私はメトロノームで曲の練習をすることに、あまり賛成できないんです。その理由を解説していきますね。
メトロノームに合わせると、うまく弾けない?
まず、メトロノームは一定のリズムで音を刻む機械です。
人間の心臓の鼓動や呼吸とは異なり、リズムが固定されています。
そのため、メトロノームに合わせることで、自然なリズムや表現が阻害される場合があります。
どういうことかと言うと心臓の鼓動などは、緊張すると少し速くなるし、走っても速くなりますよね。
呼吸は、スイミングなどで止めたりするとその後は、はっはっは・・って速くなったりしますよね。
でもメトロノームは速くなったり遅くなったりせずに一定です。
なので、音楽的な表現の場合には残念な結果になります。
機械的な演奏になってしまう理由
また、メトロノームで曲の練習をすると、
✅演奏が機械的になりがち
音楽は感情や表現を込めて演奏するものであり、機械的な演奏ではその魅力が失われてしまいます。リズムに縛られることなく、自由に音楽を楽しむ為には、機械的だと残念な演奏になります。
✅リズムの変化や表現の幅が限られる
音楽は多彩な表現を持ち、リズムやテンポを変化させることで魅力が生まれます。メトロノームに縛られず、自由な表現を追求することが大切です。
✅自分の内なるリズム感や感覚が鈍ってしまう恐れ
自分の感覚や表現力を磨くためには、メトロノームを使わずに自由に演奏することが望まれます。一定の速さでは表現する事は難しいのです。
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それでも“使った方がいい場面”とは?

じゃあ、メトロノームは使わない方がいいの?

そんなことはありません。
利用する目的に沿えばいいのです。

利用する目的?
「使う時」と「使わない時」を見極めよう
✅リズム感を養うためのツールとして利用
この場合のリズム感は、一定の速さを刻む練習に使います。
通常のピアノ練習ではありませんが、例えば、合わせて歩くとか、手拍子をするなどでの利用ですね。
ピアノの鍵盤を使わない練習方法についてはこちら↓
まとめ
いかがでしたか?
メトロノームで曲の練習をすることについて、私の考えをご紹介しました。
ただし、これはあくまで私の意見です。
皆さんも自分に合った練習方法を見つけて、楽しんで演奏してくださいね!