メトロノームで曲の練習はしない方が良いと思う。理由も解説します。

音楽の知識

ぴぴピアノ教室  いのうえちづよです。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2017/07/7778c9322a766f2085cf48b01145d4c8.jpg” name=”さくらさん”]メトロノームに合わせて練習する事をすすめられますが、合わせる事で曲は間違うし曲に集中できないんです。合わせて練習したくないです。[/voicer]

今日は、特に、メトロノームを使った曲の練習について考えてみたいと思います。

実は、私はメトロノームで曲の練習をすることに、あまり賛成できないんです。その理由を解説していきますね。

メトロノームで曲の練習はしない方が良いと思う。理由も解説します。

 

まず、メトロノームは一定のリズムで音を刻む機械です。

ですが、人間の心臓の鼓動や呼吸とは異なり、リズム固定されています。
そのため、メトロノームに合わせることで、自然なリズムや表現が阻害される場合があります。

どういうことかと言うと心臓の鼓動などは、緊張すると少し速くなるし、走っても速くなりますよね。

呼吸は、スイミングなどで止めたりするとその後は、はっはっは・・って速くなったりしますよね。

でもメトロノームは速くなったり遅くなったりせずに一定です。

なので、音楽的な表現の場合には残念な結果になります。

また、メトロノームで曲の練習をすると、

✅演奏が機械的になりがち

音楽は感情や表現を込めて演奏するものであり、機械的な演奏ではその魅力が失われてしまいます。リズムに縛られることなく、自由に音楽を楽しむ為には、機械的だと残念な演奏になります。

✅リズムの変化や表現の幅が限られる

音楽は多彩な表現を持ち、リズムやテンポを変化させることで魅力が生まれます。メトロノームに縛られず、自由な表現を追求することが大切です。

✅自分の内なるリズム感や感覚が鈍ってしまう恐れ

自分の感覚や表現力を磨くためには、メトロノームを使わずに自由に演奏することが望まれます。一定の速さでは表現する事は難しいのです。

メトロノームは無駄?利用価値はない?

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2017/09/2019.4.24-2.jpg” name=”さくらさん”]じゃあ、メトロノームは使わない方がいいの?[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]そんなことはありません。[/voicel]

利用する目的に沿えばいいのです。

✅リズム感を養うためのツールとして利用

この場合のリズム感は、一定の速さを刻む練習に使います。
例えば、合わせて歩くとか、手拍子をするなどでの利用ですね。

[kanren url=”https://tounpipi24.com/adult-piano-basic/method/2738/”]

 

✅同じパターンで繰り返す基礎練習のため

このような場合には、大いに利用してください。

 

まとめ

いかがでしたか?

メトロノームで曲の練習をすることについて、私の考えをご紹介しました。
ただし、これはあくまで私の意見です。
皆さんも自分に合った練習方法を見つけて、楽しんで演奏してくださいね!