音の長さは打鍵と同時に数えるが正解です。

音楽の知識

こんにちは。  いのうえちづよです。

しゅうさん
しゅうさん

音の長さをしっかりと数えようと思っていて、音符の長さをだいぶ覚えてきたのですが、録音したものを聴いてみるとなぜか音楽的になっていないのです。速さもチグハグだし、数えたはずの音の長さが合っていないような気がするのです。

今日はこのような方へ向けて書きます。

音符の数え方

打鍵と同時に数える

音符の長さを数える時は打鍵した瞬間から拍数を数えます。

 

はなちゃん
はなちゃん

簡単だね。

ねこ太郎
ねこ太郎
そうかなあ。

打鍵と同時に数えるのって、2つのことを同時にしています。なので、最初は少し難しく感じるかもしれません。
なので、同時にしているつもりが、時間差になっていませんか?

同時というのは文字通り、「一緒」にするという事です。

ねこ太郎
ねこ太郎

あら、もしかしたら弾いてから数え始めているかも

いのうえちづよ
いのうえちづよ
そうだと拍数が増えたように感じるのかも

そこがミスの原因かもしれませんね。

1拍1拍の長さを揃える

拍を刻む時、それぞれの拍の長さが短かったり長かったりしたらどうでしょう。
2拍の長さをもつ2分音符の場合、最初の一拍目が短くて、2拍目が長かったら拍数は合っていても音楽としては変なふうに聞こえるかもしれません。

この場合は、メトロノームを使って拍のそれぞれの長さを揃えましょう。曲の仕上げの練習ではメトロノームを使うのはお勧めしていませんが、譜読みの途中の段階では使って頂いて、拍の長さを揃える練習をしてみてください。

拍数が増えたように感じる原因とは

打鍵した後から数えるのはNGです。

3拍のところが、4拍になっちゃっているかもしれないです。
それは、覚えている拍数が違うという覚え間違いでは無く、数え始めのタイミングが違うという事です。

例えば、四分音符の長さが、1拍になったり2拍になったりすると、この小節は3拍あるけど次の小節は、4拍になっている・・・?

などということが起こり得ます。
これが、チグハグの原因でしょう。

まずは同時に数えられるようにしてください。それから、感覚で弾くようにできればいいと思います。

練習する

方法としては、やはり練習が一番ですが、曲の練習の段階では、まだ上手く弾けないところがあったり、指遣いが1つに決められなかったりして、つまづく事がありますよね、そういう場合は、音楽がチグハグに感じる場合があるでしょう。

これは、たくさん練習して、その音楽に慣れてくると自然と消えていく場合があります。

もしまだ、そんなに練習できていないのなら、少し時間をかけて練習に取り組んでみてください。そうするうちに音楽の辿々しさが消えていくかもしれないです。

諦めずに繰り返してみてくださいね。

まとめ

ピアノは、指遣いを一つに決めていなかったり、譜読みの最初の段階では音楽に慣れていないので、辿々しく感じる場合があると思います。

その一つの方法として、拍数の数え方や長さの確認が挙げられると思います。拍数などが確認できたら、その音楽をすらすら感じ取れるように何回も繰り返し練習してみてください。

練習も楽しんでしてくださいね。
応援しています。