こんにちは、いのうえちづよです。

ペダルの踏み方ができるようになると、伸ばす音が弾きやすくなると聞いたんです。でも、ペダルって難しいですよね。せっかくペダルを踏んでいるのに、音が何故かつながらないんです。ペダルを踏むと音がつながると思っていたのですが。
今日は、ピアノのペダルのタイミングについてです。
ペダルを使いこなして音楽を素敵に表現しよう
ペダルを踏むと確かに音がつながるのですが、タイミングによっては、その機能が活かされません。
なので、踏むタイミングを学びましょう。ピアノにはペダルが2本ないし3本ついています。
アップライトピアノにも↓
グランドピアノにも↓
そしてもちろん、電子ピアノにもついています。
ダンパーペダルは音を伸ばす事ができるんです
一番右側のペダルは、アップライトピアノもグランドピアノもダンパーペダルっていうんです。

ダンパーペダルの画像
打鍵する事によって、ピアノ線が振動しますが、普段はこの振動をダンパーが止めているんです。
ダンパーペダルを踏む事で、ピアノ線にくっついていたダンパーが上に上がって、ピアノ線が振動しますから音に伸びが出るんですね。これが、音が伸びるからくりです。
このダンパーペダル、もちろん電子ピアノにもついていますし、キーボードと呼ばれるピアノではないけど鍵盤のついた電子楽器には後付けで、【サスティンペダル】というのが付いています。

残念ながら、付いていないものもあるので、お持ちの楽器で確認してみてくださいね。
ダンパーペダルとはどういうもの?
ダンパーペダルっていうのは、踏むと音の響きが良くなるんです。
ペダルを使うと音を伸ばせる
例えば、全音符=4拍伸ばす音があったとします↓
次に音があるので、指を移動したい・・・。
そういう場合に、ペダルを踏むと指を鍵盤から離しても、音が鳴り続けるんですね↓
それによって、響きも良くなるし、使わない手はないです。
初心者さんの場合は、音を押さえて弾くだけでももちろんいいです。
でも、もし、次の段階に進もうと思ったら、ペダルを使って、音を伸ばしてみましょう。
音が伸びるだけで綺麗に上手に聴こえます。
ペダルの踏み方・使い方を確認しよう
それでは、いよいよペダルの踏み方・使い方です。
ペダルを踏む時は、踵を床に付けて踏みます。発表会などで、踵のある靴を履いている時も必ず踵を床に付けます。
ペダルに接する足の部分は、ここです。
指先では無くて、指先の付け根の部分から、足指の腹にかけて力を入れます。
★踏む時のタイミング
- ペダルは、鍵盤を打鍵した瞬間から、少しずらしてふみます
弾く=打鍵してから、少しずらすというタイミングになります。
弾く(打鍵)・踏む・弾く(打鍵)・踏む・・・
これが、ペダルを踏むタイミングになります。

どうしてずらすのお・・?

弾く事とペダルを踏む事が一緒だと音が途切れるからだよ。
ペダルを踏むためには、いったんペダルを踏む事をやめるでしょう?ペダルから足を上げるよね。
すると、響いていた音がなくなるんだよね。
それをつなげておくために、鍵盤で音を伸ばしておく必要があるの。
それが、弾く(打鍵)・踏む・弾く(打鍵)・踏むという一連の動きが必要になるってわけ。
鍵盤を弾く事とペダルを踏む事でお互いに補って、音を伸ばしているの。
つまり、ずらさないと音と音の間に空白部分が出来てきて、音を響かせて音楽をつなげるためにペダルを使っているのに、響きのない部分が出来るんです。
鍵盤を押さえた音を伸ばしたいので、鍵盤を弾く(打鍵)した後、その音が響いている間にペダルを踏みます。⬇️
すると、鍵盤から手を離しても、音が鳴り続けます。
弾く事とペダルを踏むタイミングが一緒だと・・・
という事になります。⬇️
最初はこの動きが、うまくいかないと思います。なので、ひたすらドリルドリル・・。
先ほどの弾く・踏む・弾く・踏むの動きを習得するために、先ずは、人差し指でテーブルをたたきつつ、足を上下するという運動をやってみましょう。
ドリル:練習しよう!
- 『テーブルを』 トンと指で叩く
- 同時に踵をつけたままつま先だけ上げる
- そしてすぐにつま先を下す
これを繰り返す。
慣れてきたらしめたもの。体が覚えてしまうと、いざという時もかなり抵抗が減らせます。
いきなり、鍵盤でやってももちろん構わないです。
まとめ
ペダル無しでも良いけど、ダンパーペダルを使うと、少し上手くなったような気がして、同時に音楽が綺麗に響くようになる方法なので、ぜひ、使ってみてくださいね。
弾く・踏む・弾く・踏む・弾く・踏む・・・・・・ですよ。
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