「楽譜の選び方|弾けるようになるための“レベル別”楽譜選びと練習のコツ」

弾き方のポイント(初心者)

こんにちは。いのうえちづよです。

【楽譜の通りに弾きたい】が目的の場合では、ひたすらその楽譜の通りに練習するしかないです。

楽譜にはこだわらないのだったら、おススメの方法があります。

【ステップ1】楽譜にこだわりがないなら“難易度”で選ぼう

楽譜の通りに弾けるようになりたい場合、楽譜にこだわりがないのだったらお勧めの方法は、

  • 楽譜の難易度で選ぶ

です。

【ステップ2】自分の練習時間とレベルに合った楽譜の目安

楽譜の難易度で選ぶとは、楽譜には、難易度によって、たくさん編曲されたものがあるんです。
まずは、その中から、自分の実力にあった楽譜を選ぶということです。

楽譜の選び方については、こちらを参考になさってください。↓

 

 

選び方

  • ピアノを始めたばかりの初心者の方
    なるべくなら音の数が少ない楽譜を選んでください。
  • 2.3か月から半年ぐらいの方
    付点なども取り入れた楽譜がおすすめです。ここでは、ご自分の達成度と見比べてくださいね。
  • 練習時間の継続が、ほぼ毎日30分以上の方
    こういう方は、演奏のテクニックも上がっていると思うので、上級のものを選ばれてもいいと思います。

感じ方は、人によって様々なので、ご自分が当てはまると思う難易度の楽譜を、選んでください。

すぐ弾けるようになるレベルではなくて、あくまで練習はするんですよ~という目安にしてくださいね。

 

【ステップ3】練習スタイルは3通り!片手・両手・初見練習

自分の実力に合わせた楽譜を選んだら、楽譜通りに弾くのも、そこまで難しくはないと思います。

練習方法については、3つの方法があります。

  • 片手ずつの練習
  • 両手一緒に練習

片手からでも両手一緒でもご自分に合う方法を選んでください。

片手ずつの練習

右手・左手のそれぞれを練習している時、弾いていない手に意識が向いていないので、いざ合わせようと思った時に、両方を一緒に動かすんだという事に意識を向けるといいと思います。

両手一緒に練習

楽譜は、両手で音楽が出来るように書かれています。
なので、それぞれで拍数を支え合って曲になっているんですね。

最終的には、両手で一緒に譜読みの段階から取り組めるといいと思います。
もちろん、曲にもよりますよ。

初見の練習も兼ねる場合は両手同時に練習

初見の練習も一緒に目指すのだったら、両手一緒がいいです。

楽譜を立てに読みますから、右手の部分も、左手の部分も一緒に読み取る、という作業をします。

でもでも、無理は禁物ですからね〜。

 

譜読みの練習に役立つ4つのコツの記事はこちらから↓

【ステップ4】つまずいた時の“ゆっくり練習”の工夫

楽譜選びにも気を使いますが、つまづく所は人それぞれなので、大丈夫だろうと思って持ってきた楽譜が、すごく苦手なものだったりする場合も少なくありません。

良く間違う場所の指遣いが、1回1回違うという事も良く見られます。さらに、ゆっくり練習を何回もお願いしているのにもかかわらず、ゆっくり弾けない方もいらっしゃいます。

 

指遣いに関する記事はこちら↓

 

ゆっくり練習の場合は、今弾いた音をずっと頭で鳴らし続けないと音同士がつながって来ないので、途中で、どんな曲を弾いているのかわからなくなって、結果、何回弾いても頭に入って行かないという事があるようです。

はなちゃん
はなちゃん

ゆっくり弾いていると、わかんなくなるよ~!

 

本当は、ゆっくり練習の場合は、全体的に同じ速さで全部ゆっくり弾かないと曲として成り立たないのですが、そんな場合は、思い切って、曲を区切って練習してみてください。

早い速度で弾けるようになっている部分

そのまま繰り返すので大丈夫です。

ゆっくり弾かないと躓いてしまって、弾けない部分

まだ、上手く弾けない部分はゆっくり練習です。

弾けない部分は、ゆっくり練習!

ポイント
①毎回同じ指遣いに決める。
➁ゆっくり間違わずに弾くようにする。
➂②が出来たら速度を上げる。
➃早く弾ける部分の速度で弾ける様になってから早い部分と遅い部分を合わせる

 

【まとめ】選び方+練習の工夫で「楽譜どおり」が見えてくる

自分に合った楽譜を選んで、どのような練習をするかで「楽譜どおり」の達成感をえられますよ。

今日もお読みくださってありがとうございました。

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