暗譜ってしないとダメ?―反応が早くなる“ちょっと便利な方法”として考えよう

弾き方のポイント(初心者)

こんにちは。いのうえちづよです。

 

いのうえちづよ
いのうえちづよ

暗譜は、絶対じゃないです。

しないといけないという事では無くて、暗譜をすると、『反応が早くなる』という利点があります』

 

今日はこのお話しです。

演奏が止まりやすいとき、暗譜が“助けになる”ことも

暗譜せずに楽譜を都度見て演奏すると首を上げたり下げたりの運動が起きてきます。

首が上下に…“うなずき運動”で起きる困りごと

いのうえちづよ
いのうえちづよ

うなづき運動って他のお教室の先生がおっしゃっておられましたが、まさしくコレ!です

 

人によってはこの頷き運動が『困った!』になる事があります。

 

困った1:楽譜のどこを弾いているのかわからなくなる

楽譜を見て手元を見て・・・としていると場所がわからなくなっちゃう。


困った2:余計な拍が増える

楽譜を見て探す、手元を見て鍵盤の場所を探すということをしている間に、無かったはずの時間が経ってしまって拍が増えてしまう。

 

ねこ太郎
ねこ太郎

1拍の四分音符だったはずなのに、その音を押さえている間に探すから、2拍になったり3拍になっちゃったりするってことだよね。

さくらさん
さくらさん
うん。そうかも。

そこで解決策としては、暗譜をするといいよってことです。

音を覚えるとこの動きが減るので、演奏がしやすいですよね。

ちょっと試してみよう!暗譜で音楽がスムーズに

たかが暗譜じゃないですよね〜。だって苦労しますもん。私も。

ただね、今取り組んでいる曲がいまいち『上達しないなあ』という場合や『もっと素敵に弾きたい』場合、手っ取り早い方法として『暗譜に取り組んでみる』をおすすめします。

暗譜をすると音楽が流れる様に演奏しやすくなるんです。

なぜなら、自分じゃ長さが長くなっている拍数や、頷き運動のための余計な動き気づきにくいのでそれが減ってくるだけでもかなり音楽が綺麗に流れる様になるからです。

なので、先ほどあげた様に今ちょっと音楽がつまずいているなあという時には、暗譜に挑戦してみてください。

おすすめの暗譜練習法&注意点

楽譜は必ず譜面台に準備或いは開いて横の机や椅子の上に置いておきましょう。

そして、この様にします↓

  1. 1回暗譜で通しで弾いてみる
  2. つまずいたところだけ取り出して集中して暗譜で練習してみる
  3. 出来たら通し練習をする

 

※注意すること

もし間違いが気づけない様なら、録音してみてください。
楽譜を見ながら、録音したものを聴きましょう。

暗譜が全く出来ない場合は、まだ、暗譜は早いのだと思います。
本来、暗譜は仕上げでするものですから、もし、まだつまずく様なら暗譜は難しいと思うのでひたすら練習をしてくださいね。

まとめ

暗譜する事で、音楽の完成度が上がるのは本当です。

暗譜、なかなかに奥が深いデス。

今日もお読みくださってありがとうございました。

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