こんにちは、いのうえちづよです。

発表会は、素敵なお洋服を着て、ステージ用の靴を履いて、曲もしっかり暗譜して、楽譜無しでピアノの演奏をしたい。
いいですねえ。
素敵な目標です。

でも、ピアノの発表会が終わった後は、あっという間にその曲は弾けなくなるんです。
なるほど。
今日はこのお話です。
発表会が終わると、すぐ忘れてしまう…?
発表会が終わると、練習していた曲は、すぐに忘れてしまって弾けなくなってしまうとおっしゃる方は多いです。
もちろん、私もそうなんです。
あれだけ練習したのに、なぜ?
じゃあ、発表会前は、どれぐらい練習されました?

結構練習しました。毎日、1時間以上かな。

すごいにゃ
そうですよね。
発表会前は、たくさんたくさん練習していますよね。
忘れてしまうのは“普通”のこと
発表会が終わったら、他の曲に移るから、その曲の練習量って・・・変わりますよね。
発表会で一生懸命練習して、暗譜までして発表したのに、その後は忘れてしまう・・。
とても残念。忘れないようにする方法はないかしら。
でも、本番が終わると他の曲に移るので、その仕上がり度のまま維持するのは、難しいはず。
忘れたくないなら「ちょこっと弾く」が効果的
週に数回の「軽い復習」で記憶がつながる
もし、忘れたくないのなら、少しでも、多く覚えておきたいのなら、2・3日に1回でも、弾いておくことが大切です。
忘れかけたところは、迷わず楽譜で確認!
そして、忘れているなあと思う部分は、楽譜でちゃんと確認して、弾いておきましょう。
こうすると、忘れる事が減ります。
忘れるのは、全部では無く、綺麗サッパリ忘れちゃって思い出せないということはないですよね。
なので、1回仕上げた曲は、全部忘れる訳ではなく、全く0からやり直しではない、と思っています。
楽譜はあなたの演奏の“記憶の地図”
曲を暗譜したら、楽譜を見る必要は無い、なんて思わないでください。曲を仕上げても、楽譜は常に離さず、よく見る様にしましょう。
楽譜の中には、色々な事が詰まっています。
指づかい・強弱・書き込み…全部が宝物
指遣い1つとっても
✅楽譜に、元々書いてあった指遣い
✅お習いの先生から勧められた指遣い
✅自分で、しっかりと検討して決めた指遣い
音1つとっても、
・長年の研究によって音が変わってくる事も有ったり
・書いていない事も記憶として思い出したり・・・。
・このシミは、
あの時のコーヒーのかあ・・・
とか。(^_^;)

にゃっはっは。
思い出と音が詰まった、かけがえのない一冊
そういう事が、楽譜を見る度に確認出来て、或いは思い出されて、更に演奏に磨きがかかるんですね。
間違いを正す事だけじゃ無いんです。
まとめ|ど忘れは、仲良しの証し?
ど忘れなんてみんな有ります。もちろん、私もあります。

・・・多いです。
・・・しょっちゅうです。
暗譜の後こそ、楽譜と「いい関係」でいよう
暗譜をした後の演奏でも、楽譜を傍らに置いて、また、テーブルの上に置いて本を読む様に、楽譜を眺めてください。
長くお付き合いするんですから、友達の様に大切にしてくださいね。
今日もお読み下さってありがとうございます。
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