こんにちは、いのうえちづよです。
今日は、
「ピアノを弾くときのフォーム(姿勢や手の形)」
についてお話しします。
ピアノがうまく弾けないとき、
「指が動かないからかな?」
「練習が足りないのかな?」
と思ってしまいがちですが、
実は フォームが原因 ということも、とても多いんです。
ピアノが弾きにくいと感じる原因は「フォーム」かもしれません
演奏するときは、
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椅子の高さ
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座り方
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手の形
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指の使い方
この4つが、とても大切です。
まずは「弾き方」より先に、
体の使い方を見直してみましょう。
まず見直したいのは、椅子の高さと座り方
ピアノの椅子は、
仕事や勉強のように、深く腰掛けるものではありません。
座面には 少し腰をかける程度 にして、
体は足でしっかり支えるように座ります。
体を椅子に預けすぎないことで、
上半身や腕が自由に動きやすくなります。
手は力を抜いて、鍵盤の上にふわっと置こう
手は、力を抜いた状態で、
鍵盤の上に ふわっと乗せる イメージです。
リラックスして立ったときの手を見てみると、
手のひら側に、少しだけ丸みがありますよね。
ピアノを弾くときも、その形が基本です。
指の付け根が一番高い形が、自然なフォームです
よく見ると、
指の付け根の部分が、いちばん高くなっています。

演奏中も、この形が基本です。
この一番高いところから、
指が上下して鍵盤を打つようにすると、
無理のない動きになります。

なるほど・・。
関連記事はこちら
https://tounpipi24.com/adult-piano-basic/form/2946
手の位置が低いと、指は動きにくくなります
もし、手の位置が低いまま弾いていると、
指を上下に動かすのが、とても大変になります。

本来、打鍵は
上から下へ振り下ろす動き が基本です。
そのため、
弾きにくいと感じるときは、
手全体の位置を少し高くしてみましょう。
打鍵したあとは、押さえつけずに力を抜こう
もう一つ大切なのが、
打鍵したあとの力の向きです。
鍵盤を押さえつけたまま弾いていると、
速く弾くことが難しくなります。
なぜなら、
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下に押す動き
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左右に動く動き
この2つを同時に行う必要が出てくるからです。
打鍵したあとは、
力を抜いて、次の動きに備える
これを意識してみてください。
参考記事はこちら
https://tounpipi24.com/adult-piano-basic/method/3643
まとめ:フォームが整うと、演奏はぐっと楽になります
ピアノを弾くためのフォームは、
とても大切な土台です。
フォームが整うと、
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指が動かしやすくなる
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音が出しやすくなる
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演奏が楽に感じられる
という変化が出てきます。
「うまく弾けないな」と感じたときは、
ぜひ一度、弾き方そのものを見直してみてくださいね。
今日もお読みくださって、ありがとうございました。
演奏フォームは、練習量よりも先に見直したい大切なポイントです。
メルマガでは、今回のように「がんばらなくても楽になる考え方」を、少しずつお届けしています。


