ぴぴオンラインピアノ教室、いのうえちづよです。
[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/07/2019.7.5-笑顔 おかあさん.jpg” name=”まつさん”]シャープやフラットの調号が付くと、その音が黒鍵になったりするので、弾きにくいですね〜[/voicer]異名同音も合わせると7つの調号が付く音階が出来ます。
調号と言うと、楽譜の最初に付いている、曲全体に影響があるシャープやフラットのことでしたね。
[topic color=”pink” title=”異名同音とは・・”]
同じ音なんだけど、読み方が違う音のことです。
例:レのシャープの音は、レのシャープとも読めるし、ミのフラットとも読めます。
調号が多い曲は、意外と取り組み易い?
初心者の方は、調号があると弾きずらく感じるようです。
シャープ1個とかフラット1個の場合は、まだいいけど、2個や3個になってくると弾きにくいっておっしゃいます。
なので、楽譜を作り変える時は、調号無しのハ長調へ移調する場合が多いです。
シャープが増えていくと反対に、シャープがついていない音がだんだんと減っていくということにお気づきでしょうか。

ト長調

ニ長調

イ長調

ホ長調

ロ長調
シャープ5個付くロ長調は、シとミ以外は、全て黒鍵になるので、白い鍵盤を弾くのは、2つだけになりますね。
上のロ長調の図は、シから始まってシで終わっている音階なので、シは1つだけ数えます。
このように、調号が増えていくと、白い鍵盤の部分が減っていくので、シャープが増えていく・・と考えるより、シャープが無い音は、2つだけ、と考える方が、楽です。
[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.30 猫にゃっはっはっは.jpg” name=”ネコ太郎”]ホントだにゃ。[/voicer]例として、Beethoven作曲のピアノソナタ 第24番『テレーゼ』op.78は、嬰へ長調でした。
シャープが6個です。
音符にシャープが付くと、日本音名では、嬰という漢字がつきます。
読み方は、えいです。[/topic] [voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.30-困り顔.jpg” name=”まつさん”]シャープ6個って多い。[/voicer]
シャープ(♯)やフラット(♭)がたくさんついている曲ってついつい、びびってしまいますが、更に、苦手意識がきて、嫌いになっちゃいますか?
シャープ・フラットの数が多いからですよね。
でも、実は、この曲は、シの音だけ白い鍵盤(白鍵)を弾くんです。
シの音は、白い鍵盤、他は、全部黒い鍵盤。
なので、考えようによっちゃ、むしろ弾きやすくなったりしますよ。
もしもともとの音楽に、調号がたくさんついていたら、調号無しの音を調べて、そちらを意識して弾いてみるのもおすすめです。
まとめ
調号は嫌われ者のようですが、違う角度から見てみると、曲によっては、弾きやすい場合もあるので、今日の方法もおすすめです。
あまり嫌わずに、挑戦されてみて下さいね。