手のどこを使うかで、疲労する場所が変わる。少しでも軽減する為におすすめの方法が3つあります。

演奏のフォーム

こんにちは、いのうえちづよです。

ピアノを弾く時に、鍛えるのは、手のひらの筋肉です。

ただ、ピアノを長時間弾いていると手のひらの筋肉が痛い事が有ると思うのですが、今日はこの疲労を少しでも軽減する方法を書きます。

特に、シニアの方は気をつけて欲しい内容です。

演奏時に起こる痛みにはこのようなものがあります

通常、ストレッチは、まず、弾き始める前に、少しだけします。
少しですよ。急にたくさんしても、効果は期待できません。

これで、ピアノを弾くぞ!という準備ができました。

このように準備をしても痛みを感じる場合がありますよね。

  • 手のひらの疲労を感じる場合
  • 腕の痛みや肩こり

 

・手のひらの疲労を感じる場合

1オクターブや音の多い和音などを演奏した場合は、手のひらの筋肉の疲労を感じる場合があります。特に手のひらの支えが出来ていない時に起こってくる痛みですね。

これは、毎日少しずつ取り組む事で手のひらの筋肉が発達してくるので、痛みは無くなっていくと思います。スポーツの基礎練習での筋肉痛みたいなものです。

・腕の痛みや肩こり

反対に、音がたくさんつながっていて単音を演奏する事の多い曲は、手のひらの筋肉疲労はあまり感じませんが、腕の痛みや肩こりがする場合がありますよね。

早く指を動かしたり、たくさん動かす事に慣れないと、筋肉が緊張するという事がまず一つの原因です。

指を動かすのは、本来、指先だけではなくて、腕や肩甲骨から繋がった筋肉が動かしているからです。
長い年数、弾かれている方や、脱力が出来て来ると、この痛みからはだんだん解放されますが、最初はかなりつらいですよね。

諦めずに、少しずつ取り組んでみてくださいね。

注意すること

痛みがある時に気をつけ欲しいことは、こういう痛みは筋肉疲労とは違って筋を痛めている場合もあるので、長く弾き続ける事での痛みは、気を付けて欲しいです。

 

ピアノを弾く時に筋肉を鍛える方法3選

和音や1オクターブ奏をたくさん弾く事で、かなり手のひらの筋肉が鍛えられるのは本当です。

ピアノを弾く時に筋肉を鍛える方法で、簡単なおすすめの3つの方法は、

  • まずは、ピアノを弾く事
  • グーパー運動をする
  • 柔らかいボールを握る

などがあります。

簡単な隙間時間を活用した方法もあります。

・ピアノを弾く事

シンプルに、通常にピアノを弾くことで、手のひらの筋肉は鍛えられます。

毎日たった5分でも継続は力なりです。
間違ったフォームだと、時間がかかったり、別のところの筋肉に負担がかかったりするので、その部分は気をつけて下さいね。

・グーパー体操をする

思い切り手のひらを開くパーの形と、ギュッと握るグーの形を繰り返すことで、手のひらの筋肉が刺激されて、弾く筋肉が出来てきます。

この場合もゆっくりとやりすぎないでくださいね。

・柔らかいボールを握る

少し大きめのボールを、指先に力を入れて握るのではなく、手のひらで包み込むようにぎゅ、ぎゅっと握ります。

これらの方法は、一番簡単で、あまり負担もなく出来ます。ご年配の方や小さいお子さんにも薦めています。

緊張して、ピアノの演奏をすると、不必要なところに力が入る場合の痛みは別問題なので、演奏フォームを見直してみて下さいね。

ただしい、演奏フォームについての記事はこちらから↓

まとめ

ピアノを弾くには、正しい演奏のフォームが大切です。

正しくない場所を使うと、違う場所が緊張するので、いつもと違う痛みが出てきたりするので、注意しながら練習してみてくださいね。

 

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