教室での和音の弾き方は、痛みを訴える生徒さんには、負担にならない弾き方をおすすめしています。

ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。

さくらさん

コードを使った演奏、和音を拍数分押さえることが出来るようになってきたので、そろそろアレンジに挑戦したいな・・。指があまり広がらないんだけど、演奏できるかしら・・。

今日のアレンジは、アルペジオとアルベルティバス（分散和音）を使ったアレンジの弾き方です。

教室での和音の弾き方は、痛みを訴える生徒さんの負担にならない弾き方をおすすめしています。

和音を使ったアレンジ演奏に、

というのがあります。

こういう専門用語を使うと、すごく特別なことに見えますが、いわゆる分散和音、ドソミソの和音です。

ねこ太郎

分散和音とは、分けて散らす弾き方だったにゃ。

いのうえちづよ

そうそう。

和音を一緒に押さえる方法も立派なアレンジですが、これも、アレンジの一つに加えてみてね。

まずは、アルペジオと呼ばれる弾き方です。

アルペジオは、こういう音の並びです。↓

アルペジオの弾き方

これは、一般的な指遣いだと、５・３・２・１と弾きます。
音によっては、５・４・２・１の場合もあります。

音としては、下がってくる場合もあります。

次は、アルベルティ・バスと言われる和音です。

アルベルティ・バスの音は、こうです⬇️

アルベルティ・バスの画像

指遣いは、５・１・３・１です。

音によっては、５・１・２・１の指も使われたりします。

教室では、手に痛みを訴えたり、ご年配の方も多いので、そういう方に向けた、教室独自の弾き方をお伝えしています。

・アルペジオのもう一つの指遣いとして、

３・２・１・２

です。

１と2の間は、指ごえのテクニックを使っています。

・アルベルティ・バスの方は、

３・１・２・１

です。

いずれも、左手で弾く場合ですね。

正しい弾き方、正しい指遣いにこだわる方もいらっしゃいますが、そうじゃない方には、この弾き方でも、十分だと思っています。

この弾き方は、

へ、おすすめしています。

教室の生徒さん方は、音楽を楽しみたいという目的の方なので、その方にあった弾き方をお伝えするようにしています。

手に痛みや他に異常が見られないのだったら、ストレッチをしてみて、指が開くようにするのもおすすめです。

ストレッチについての記事はこちらから↓

コードを使った演奏をアレンジするなら、和音だけでも十分だと思います。
響きを聴くと、とても素敵に、鳴っていますよ。

他にアレンジをするなら、今日のこの2つの方法がおすすめです。

クラシックの曲にもよく使われていますから、探してみて下さいね。