3度の和音を押さえられますか?モーツァルトの曲で解説してみます。

モーツァルトの楽譜 抜粋 弾き方のポイント(初心者)
モーツァルト作曲 ウィーンソナチネNO1より抜粋

こんにちは、いのうえちづよです。

モーツァルトは、三代ソナタなどと言う素晴らしいタイトル曲をお持ちですが、生徒さんには、この曲をお聴かせしても反応は鈍く、こっちの方が反応がいいです。

こちら、モーツァルト/6つのウィーン ソナチネ 第1番 第4楽章↓

モーツァルト楽譜

 

昔、某テレビ番組のBGMで鳴っていました。
お料理番組でしたよね。

いや・・・
お料理番組ではなくて、お料理をするシーンで鳴っていたんでした。
3度の和音がたくさん出て来る曲です。

今日はこの3度を、ちょっと解説してみますね。

3度の和音とは?モーツァルトの曲で“指使いの壁”を体感しよう

3度というのは、楽譜を触ってみると・・・

さくらさん
さくらさん

あらあ~つめたーい

いのうえちづよ
いのうえちづよ
という事ではなくて、音の幅の事です。

音楽でも、音の幅というものがあって、で表します。

2と4の指がポイント!弾きにくい“3度”の和音をラクにするコツ

この3度の幅を持つ和音、響きが安定していて心地よいです。たくさんのクラシック曲に使われています。

あまり耳にしたことがない曲ではなくて、【ソナチネ】とか【ブルグミュラー】等々。そして、生徒さんが苦手な和音でもあります。(^^;)

ねこ太郎
ねこ太郎

そうなの・・?

いのうえちづよ
いのうえちづよ
そうなんです。

 

なぜなら、2の指と4の指を使う事が多いからです。ちょっと苦手な指ですよね。
なぜなら、4の指は他の指より独立性が低いからです。

4=くすり指についての記事はこちらから↓

 

さて、元の話に戻ってこの2つの指を使って、2つの音を押さえられます?
押さえづらいですよね。

じゃ~ん、ここでコツの登場です。コツというか、基礎の部分ですね。

ねこ太郎
ねこ太郎

期待しちゃった

いのうえちづよ
いのうえちづよ

ごめーん

普段から打鍵の時ってどうしていますか?

いつもしつこく書いていますが、力の向きがてのひらの方へ向かっている方、押さえつけるような弾き方になっている方は、この和音になるともっと押さえにくいと思います。

 

この「正しいフォーム」についての記事はこちら↓

力の向きを変えるだけで“3度”が押さえやすくなる理由

演奏のための力の向きは、基本的に指先へ向けます。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

でしたね。

この弾き方だと普段から、鍵盤を押さえやすいはずですし、和音になってもちゃんと打鍵できるはずです。

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弾きにくいなあ・・・
腕が痛いなあ・・・

と感じておられる方は、力の向きを見直してみてくださいね。打鍵のコツというか、和音のコツは、「やはり力の向き」これだけです。

この事だけ気をつければいいといっても過言ではありません。

まとめ:3度の和音は怖くない!“苦手意識”を持つ前に見直そう

モーツァルトの曲に限らず、3度の和音はクラシックの定番で、同時に初心者さんの“壁”になりがちです。
でも「力の向き」と「手首の位置」を見直すだけで、グッと押さえやすくなります。
苦手意識を持つ前に、今日のコツを試してみてくださいね。
2と4の指がラクに動くようになると、他の曲にも自信がつきますよ♪

今日も、お読みくださってありがとうございました!