こんにちは。いのうえちづよです。
ピアノを弾いていて、
「手が痛い」
「指がつらい」
「長く弾けない」
そんな経験はありませんか?
私はレッスンの中で、
**「痛みを我慢しながら弾いている方」**をたくさん見てきました。
でも実は、その痛み、
練習量や年齢のせいではないことが多いんです。
今日は、
👉 「手の形」と「体の使い方」
この2つを見直すことで、ピアノをもっとラクに弾くためのお話をします。
その痛み、原因は「手の形」かもしれません
ピアノは、ただ指で鍵盤を押す楽器ではありません。
- 手首の高さ
- 肘と手首の位置関係
- 椅子の高さ
こうした演奏フォーム全体が関係しています。
もしフォームが合っていないままで弾き続けると、
- 手や指が痛くなる
- 腕や肩がつらくなる
- 長く弾けなくなる
といった状態につながりやすくなります。
まずは、「自分の弾いている姿」を確認することから始めてみましょう。
まずは横から動画を撮ってみましょう
おすすめなのは、スマホで 真横から演奏している様子を撮ることです。

動画を見て、次の点をチェックしてみてください。
- 肘から手首が斜めになっていないか
- 手首が鍵盤より大きく下がっていないか
思い当たるところがあれば、そこが見直しポイントです。
肘から手首のラインを確認しよう
まず確認したいのは、
**「肘から手首までのライン」**です。

- 椅子が高すぎる → 肘が上がり、手首が下がりやすい
- 椅子が低すぎる → 肘が下がり、無理な角度になりやすい
どちらも、手や腕に負担がかかりやすくなります。
理想は、
👉 鍵盤と手首がほぼ平行になる高さ。
この位置に椅子を調整するだけで、手の形は自然と整いやすくなります。
力の向き、間違っていませんか?
ピアノを弾くときの力は、「指先の方向へ向かう」イメージが大切です。
でも、
- 音を安定させたい
- ミスをしたくない
という気持ちが強いと、
無意識に 鍵盤を押さえつける弾き方になってしまうことがあります。
この弾き方は、
- 手が痛い
- 腕が疲れる
- すぐ限界がくる
といった原因になりやすいです。
本来の手の形を思い出してみましょう
ここで一度、腕の力を抜いて体の横に垂らしてみてください。
どうでしょう?
- 手のひら側に、自然なカーブがありますよね
- 逆に反ることはありません
これが、人の体にとって自然な手の形です。
この形をそのまま、鍵盤の上に「ふわっと」乗せる。
それが、ピアノを弾くときの基本の形です。
手首が下がっていないかも確認しましょう
次に確認したいのが、手首の高さです。
手首が下がると、
- 鍵盤を「引っ張る」ような動き
- 押さえつける弾き方
になりやすくなります。

ピアノは、叩いた瞬間に鍵盤から返ってくる力を受け止める楽器。
太鼓を叩くと、バチが跳ね返るように、ピアノも「跳ね返り」を指先で受け止めます。
引っ張る動きではないんですね。

引っ張っちゃダメなのね
無理のないフォームが、いちばん長く続きます
演奏フォームが少しずつ整ってくると、椅子の高さに神経質になりすぎなくてもよくなります。
でも、
- 本気で練習するとき
- 長く弾くとき
プロの演奏家でも、椅子の高さは必ず見直します。
それだけ、フォームは大切なんですね。
まとめ|力を入れすぎなくても、ピアノは弾けます
手や指の痛みがあるときは、「もっと練習しなきゃ」と思いがちですが、
まずは、
👉 手の形・椅子の高さ・手首の位置
ここを見直してみてください。
ピアノは、痛みを我慢して弾く楽器ではありません。
力を入れすぎなくても、ピアノはちゃんと弾けます。
ぜひ一度、ご自身のフォームをやさしく見直してみてくださいね。
ピアノを「無理なく、楽しく」続けるためのヒントを、メルマガでもたっぷりご紹介しています♪
痛みの少ない演奏スタイルを一緒に見つけていきましょう。


