こんにちは、いのうえちづよです。
ピアノを始めたばかりの方から、よくこんな声を聞きます。

「楽譜を読むのに時間がかかる」
「1音ずつ数えていると、なかなか進まない」
実は、譜読みには大きく分けて2つの読み方があります。
・1音ずつ音名を読んでいく方法
・音の流れを「模様」として見る方法
今日は、この**「音の模様」で読む方法**についてお話しします。
この見方を知ると、譜読みがぐっと楽になりますよ。
譜読みが楽になる「音の模様」とは?
楽譜をよく見てみると、音はバラバラに並んでいるわけではありません。
実は、上がったり下がったりする流れがあります。
例えば
・少しずつ上がっていく
・少しずつ下がっていく
・同じ形が繰り返される
このような動きを、**音の模様(パターン)**として読む方法があります。
この方法に慣れてくると、
1音ずつ読む必要がなくなるので、譜読みがとても楽になります。
ハノンは「音の模様」の宝庫
この模様読みがよくわかる楽譜の代表が、ハノンです。
ハノンは、同じ指の動きを繰り返しながら、少しずつ音が上がったり下がったりしていきます。
つまり、
「決まった形が、そのまま移動している」
という構造になっています。
例えばハノン1番では
・最初の2音が少し広い音の幅
・そのあとが順番に並ぶ音
という決まったパターンがあります。
この形が分かると、
「次はどんな音が来るのか」
が自然に見えてくるようになります。
つまり、
全部の音を読まなくても弾けるということです。
楽譜の中にもパターンはたくさんある
実は、ハノンだけではありません。
曲の中にも、同じようなパターンはたくさんあります。
例えば、童謡の「かえるのうた」。
最初の部分は
ド・レ・ミ・ファ・ミ・レ・ド
という形になっています。
これは
・順番に上がる
・同じ形で下がる
という音の模様です。
さらに次の部分では
ミ・ファ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ
と、また同じ形が出てきます。
こういう時は、
最初の音だけ確認すればOK。
あとは、模様の通りに指を動かしていくだけです。
曲の中には同じ模様がたくさん出てくる
クラシックの曲でも同じです。
例えば
・音階(スケール)
・和音の並び
・アルペジオ
など、音楽は基本的な形の組み合わせでできています。
ショパンやベートーヴェンの曲でも、
「同じ形が移動している」
という部分がたくさんあります。
こういう部分を見つけられるようになると、
譜読みはとても楽になります。
大人の初心者さんにおすすめの読み方
音の模様で読む方法は、特に大人の初心者さんにおすすめです。
なぜなら、
・音名を数える必要がない
・音の流れが見える
・初見演奏にも役立つ
というメリットがあるからです。
慣れてくると、楽譜を見たときに
「この形、見たことある」
と感じるようになります。
そうすると、譜読みのスピードも自然に上がっていきます。
まとめ|「音の模様」を見つける目を育てよう
譜読みというと、
「ド・レ・ミ…」
と1音ずつ読むイメージがありますよね。
でも実際の音楽は、
音の流れや形(模様)
でできています。
まずは
・音が上がっている
・音が下がっている
・同じ形が続いている
このような音の模様を見つける練習をしてみてください。
きっと、今までより譜読みが楽になりますよ。
楽しいピアノ時間に、ぜひ役立ててくださいね。
🎵
譜読みが苦手なときは、
音を「数える」のではなく、模様として見る練習をしてみましょう。
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