ミスタッチを防ぐためにお伝えしたい事は「鍵盤の幅」と「指遣い」を確認する事

演奏のフォーム

こんにちは、  いのうえちづよです。

以前、音がお分かりのはずなのに、しょっちゅう他の音を鳴らされる生徒さんがいらっしゃいました。
なぜそうなるか思い当たった事は鍵盤の幅の理解でした。

今日はこのお話です。

ミスタッチを防ぐために重要な事を2つ確認しましょう

ミスタッチが多い時に確認する1つ目は、鍵盤の幅です。

譜読みもしっかりとできて、音の場所もわかっているのにちょっとした弾き間違い(=ミスタッチ)が多い方に考えられることは、「鍵盤の幅が感覚でわかっていない」という事です。

鍵盤の幅とは

ピアノには通常88個の鍵盤があります。

1個の鍵盤の横幅は、それぞれ決まっています。
なめらかな演奏の為には、例えばドからミの音の幅にぱっと指を広げる必要があります。

この幅を掴んでいなかったら、広げた指が狭くなったり広くなったりするので、鍵盤の押さえ間違いが増えます。これを掴むことでミスタッチが防げます。

 

この鍵盤の幅を掴むための記事はこちらもご参考になさってください。⬇️

 

指遣いを一つに決めているか

ミスタッチの2つ目は指遣いを一つに決めているかという事です。

指遣いは重要です。

音楽をなめらかに演奏するために決められた指を操ります。毎回これを変えていると指が迷うので、結果、音の押さえ間違いが増えます。

こちらにも詳しく載っています⬇️

 

 

まとめ

一人で練習していると
「なんで弾けないんだろう。どこが悪いんだろう。」

と思い悩むあまり、変に力が入って、他の弾けないところが出て来てしまって、ますます気持ちが落ち込む場合があるでしょう。
そんな時は、まずは落ち着いて、上の2つの事を確認してみてください。

ちょっとした事でも、きっと良い演奏につながると思います。

お読み下さってありがとうございました。