7の数字がつくコードとは、根音から数えて7番目の音を足したセブンスコードのこと

音楽の知識

こんにちは、いのうえちづよです。

さくらさん
さくらさん

コードって色々あるよね。それを全部覚えるって難しい。覚えないとダメですか?

という方へ向けて、覚えなくても、コードが作れるように、簡単な仕組みを解説しています。

セブンスコードは、7番目の音を足したもの

今日は、セブンスコードの仕組みをお伝えします。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

大丈夫、難しくありませんよ。

セブンスコードの、セブンは7という意味。スは、番目の意味です。7番目の音を足しましょう、というコードです。

 

さくらさん
さくらさん

コードネームって、親切ですよね。ごちゃごちゃ書かずに、単純に書いてあるから。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

そうそう。そう思ってもらえると嬉しい。

名前のついた和音は、基本的に3つの音からできています。3つの音でできた代表的な和音が、メジャーコードとマイナーコードです。

メジャーコードとマイナーコードの記事です。↓

G7の作り方

セブンスコードは、この元の音3つに、7番目の音、ファを加えたものです。

ソから音が上がって行く方へ数えて、ファを足して、音が4つになった和音になります。↓

★根音の説明の記事はこちらです↓

鍵盤数で考えてみよう:例 G7の場合

G7のメジャーコードは、下の画像のように鍵盤が挟まっています。

・1音と2音の間 3つ
・2音と3音の間 2つ
・3音と4音の間 2つ

この様になっています。

もし、音を忘れてしまった時は、このように鍵盤上で、挟む鍵盤の数を考えながら作る事が出来ます。

セブンスコード演奏のコツ

セブンスコードは、音が4つなので、押さえるのが、大変だと思われると思います。でも、全部押さえる必要は無くて、音を減らす事が出来ます。

さくらさん
さくらさん

何の音を減らすのかしら・・・・?

まず、Gのコードは、ソ・シ・レです。⬇️

 

G7のコードは、ソ・シ・レ・ファです。⬇️

 

GとG7のコードの違いは、ファの音が足されているか、いないかです。

さくらさん
さくらさん

そうね・・・。

という事は、ファの音を足す事で、響きに変化ができるんですね。

さくらさん
さくらさん

響きに変化が出る・・。なるほど。

GにするかG7にするかの判断基準

GをG7にする場合、音がひとつ増えても、元のコードと大きく違う響きになるわけではありません。

ですが、敢えて7番目の音を足したという事は、もう少し響きに変化を加えたいという場合。
試してみてくださいね。

音を「指の形」で覚えて弾いてみよう

G7の場合

和音の構成音が覚えられない場合、覚えるコードの数が多い場合は、指で模って演奏する方法があります。

そんな時は、指でかたどって弾いてみましょう。

ここでは、OKのかたちです。⬇️

 

親指と人差し指で丸を作って、他の指を伸ばした形で音を押さえます。押さえる音は、3つ、シ・ファ・ソです。⬇️

 

こうすれば、ファの音が残っているので、セブンスコードの微妙な響きは残したまま、音を減らして弾く事が出来ます。

さくらさん
さくらさん

そんな方法でいいんですか?

いのうえちづよ
いのうえちづよ
いいんです。かんたんでしょ?

この弾き方は、実際によく使われていて、大学の授業などで童謡のコード伴奏を弾く時にも活用されています。

「指の形」と「和音の並びの形」で覚えるコードの数が減ります

この指の形和音の並びの形は、7の付く和音では、よく使われるので、参考にしてみてくださいね。

まとめ

今日はコードの構成音の話でした。

コードを演奏する時は、コードで使われている音をすべて演奏しなくても、大丈夫です。ただ、音を減らす時は、上のGとG7のように、入れたい音を考えながら、弾くといいと思います。音楽が、素敵な音の響きになりますから。

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