こんにちは、 いのうえちづよです。
今日は、ピアノのペダルの使い方についてお話しします。
右側のダンパーペダルについてです。
ダンパーペダルの使い方
グランドピアノについている一番右側のペダルは、ダンパーペダルと言います。
使い方は音を鳴らしてから踏むのがポイントです。
なぜ音を鳴らしてから踏むのかというと、ダンパーペダルの仕組みによります。
ダンパーペダルの仕組み
右側のダンパーペダルは、ピアノの音を長く響かせるために使います。
音を鳴らしたまま、ペダルを踏むことで、鍵盤のダンパーが上がり、音が持続するという仕組みになっています。
これによって、音がより豊かに響き渡るんですね。⬇️
この仕組みを活かした使い方をする為には、打鍵とペダルを踏む事が同時では上手く音を響かせられません。
打鍵と同時にペダルを踏んでいては、ダンパーペダルの仕組みによる音を響かせるという事ができないからです。
こちらの記事でペダルの仕組みについて詳しく説明しています↓
この仕組みを使って演奏すると、音楽が素晴らしく生き生きと表現できるようになります。
今まで、規程の長さだけ響いていた音が、ペダルを使う事で音に余韻を持たせてさらに響き渡らせる事ができるんです。
おすすめの使い方
おすすめの使い方としては、
- 音に余韻を持たせたい場合
- 指の力の弱い方にもお勧め
- 演奏上、音の長さを保っておきたい場合
という場合に使うと良いです。
音を保っておきたいのに、音楽の演奏上どうしても音が切れてしまう時に特にお勧めしたいペダルです。
まとめ
音楽は、一つ一つの音が繋がってできています。ですから、音を鳴らした後にペダルを踏むことで、その音楽の流れを途切れさせずに、次の音に繋げることができます。なので、ペダルを使う事でより表現豊かな演奏が可能になります。
音を鳴らすタイミングや強弱を自由にコントロールすることが出来るようになると、その音の響きをより深くより豊かに表現することができますよ。
ぜひ、使ってみてくださいね。