保育士さんのピアノの演奏レベルは初級で十分。押さえるポイントを解説します。

一点ハから二点ハの鍵盤の位置 弾き方のポイント(初心者)
一点ハから二点ハの鍵盤の位置

こんにちは、いのうえちづよです。

わか先生
わか先生

私、ピアノを弾くのが苦手なんです。
でも、子どもの頃から保育士になるのが夢で。どれぐらいのピアノレベルがあれば保育士に挑戦できますか?

保育士の方が、童謡の曲を弾けるぐらいのレベルとは、どんな感じなのでしょう。

今日は、このことについて書いてみます。

保育士さんのピアノレベルは“初級で十分”

保育士の方の演奏レベルは、初級でも十分だと思います。

ショパンが弾けなくても大丈夫!

初級は難しい事ではありません。ショパンやベートーベンが弾けなくても大丈夫です。

まずは「音楽を楽しめるレベル」を目指そう

初級とは、ト音記号の音が読めて、ヘ音記号が読めて・・・・音楽を楽しみ、演奏しながら子ども達と楽しく活動できるレベルの事です。

だから、安心して、曲に挑戦して欲しいと私は思っています。

1つずつ、ご説明致しますね。

初級レベルで押さえておきたい3つのポイント

① 正しいフォームで弾ける


まず、ピアノを弾くための演奏のフォームが、きちんと出来ているとは、どういう事かと言うとこの動画を見て下さい。↓

これ、和音を弾く時の様子を撮ったものなのですが、鍵盤を弾く瞬間は、指の関節から打鍵するが基本です。

ですが、手全体で、打鍵するとこのように、手全体が、動きますよね。

 

ピアノの弾き方・音の出し方がわかっていると、手全体が下がることはありません。↓

ピアノの弾き方が、わかっていると実は、指を動かすのが楽になるんです。

教室の生徒さん達も、曲の練習の前に、この事を見直すと弾き方がだいぶ楽になったとおっしゃって頂けます。

後は曲を弾きこなせるかって事で、ひたすら練習ですね。

指は動かさないとどんどん動かなくなっていくんです。
これは、普通に、誰でもありえることなんです。

だから、まずは、正しい弾き方、力の入れ方をマスターしましょう。
これで、ちゃんとピアノを弾く初級レベルです。

② 指を左右バラバラに動かせる

ピアノ演奏のための指使いは、指1本、1本で演奏します。メロディ演奏の場合は、指をバラバラに動かせるといいですね。

保育の現場や毎日の活動でのピアノの演奏は、園の方針や行事などによっては、必ずしもメロディを弾かなくて良いようです。そうなると、和音の記号などで演奏することが出来るので、そこまで指が動かなくても大丈夫です。

 

指の動かし方の記事はこちらから↓

 一点ハから二点ハまでの音が読める

1点ハから二点ハまでの音とは、以下の音から始まります↓

1点ハの音の画像

1点ハの音の画像

 

 

この音までを指します。↓

二点ハの音の画像

二点ハの音の画像

 

だいたい読めるといいかな、っていう音です。

鍵盤で言うとこれぐらい↓

一点ハから二点ハの鍵盤の位置

一点ハから二点ハの鍵盤の位置

 

これぐらいわかっていれば、曲の練習に移ることが出来ます。この音の幅で演奏できるのはその曲のメロディの部分です。

メロディを弾きながら、数個の左手で演奏できる方法があります。

譜読みが苦手でもできる演奏についての記事はこちら↓

上達のコツは「できることを毎日くり返す」

「昔もっと練習しておけば…」と思わなくて大丈夫

昔、習っていたのに・・
昔もっと練習しておけばよかった・・

と思わずに、今、楽しくピアノを弾いてもらいたいです。

できる範囲で、少しずつ慣れていこう

ピアノは、難しく感じることも多いとは思います。でも、できる範囲で少しずつ練習できれば大丈夫です。。

後は、毎日繰り返せば、曲は段々と弾けるようになるので、諦めないで練習を続けてみて下さいね。

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