保育士さんのピアノの演奏レベルは、初級で十分。押さえておくポイントを解説します。
ぴぴピアノ教室【大人の初心者ピアノ教室】、いのうえちづよです。
保育士の方が、童謡の曲を弾けるぐらいのレベルとは、どんな感じなのでしょう。
今日は、このことについて書いてみます。
目次
保育士さんのピアノ演奏レベルは、初級で十分。押さえておくポイントを解説します。
保育士の方の演奏レベルは、初級でも、十分だと思います。
教室に通って来られている保育士の方や幼稚園教諭の方を見ていると、皆さん、結構、曲が弾けるようです。
ですが、以下のポイントが、出来ていないとそこからし直さないと、簡単な和音も押さえずらくなってしまうんです。
初級ってどのぐらい?
・演奏のためのフォームがきちんと出来ている
・指を左右同時に、1本1本バラバラに動かせる
・ト音記号なら真ん中の音、一点ハから二点ハまでなら音の名前が瞬時にわかる
だと思います。
だから、安心して、曲に挑戦して欲しいと私は思っています。
1つずつ、ご説明致しますね。
演奏のフォームがきちんと出来ている
まず、ピアノを弾くための演奏のフォームが、きちんと出来ているとは、どういう事かと言うとこの動画を見て下さい。
これ、和音を弾く時の様子を撮ったものなのですが、鍵盤を弾く瞬間は、指の関節から打鍵するが基本です。
ですが、手全体で、打鍵するとこのように、手全体が、動きますよね。
ピアノの弾き方・音の出し方がわかっていると、手全体が下がることはありません。
ピアノの弾き方が、わかっていると実は、指を動かすのが楽になるんです。
教室の生徒さん達も、曲の練習の前に、この事を見直すと弾き方がだいぶ楽になったとおしゃって頂けます。
後は曲を弾きこなせるかって事で、ひたすら練習ですね。
指は動かさないとどんどん動かなくなっていくんです。
これは、普通に、誰でもありえることですね。
だから、まずは、正しい弾き方、力の入れ方をマスターしましょう。
これで、ちゃんとピアノを弾く事が出来ます。
指を左右同時に、1本1本バラバラに動かす事が出来る
保育の現場や毎日の活動でのピアノの演奏は、園の方針や行事などによっては、旋律も演奏しないといけない場合もあるようですが、必ずしもメロディを弾かなくて良いようです。
そうなるとピアノは、和音の記号などで、演奏することが出来るので、そこまで指が動かなくても大丈夫です。
メロディまで弾かないといけない場合は、
・指が、バラバラに動く
という事が出来ているといいです。
さらに、
・音の並びがわかる
・鍵盤の幅がわかる
という事がわかっていれば、いいですね。
ト音記号なら真ん中の音、一点ハから二点ハまでなら音の名前が瞬時にわかる
楽譜の音を読むとしたら、ト音記号のこの音から
この音までが
だいたい読めるといいかな、っていう音だと思います。
鍵盤で言うとこれぐらい↓
これぐらいわかっていれば、曲の練習に移ることが出来ると思います。
まとめ
昔もっと練習しておけばよかった・・
私には無理なのではないかしら・・
とおっしゃる方も多いです。
ですが、まず、上記してきたようなことが出来るといいです。
後は、毎日繰り返せば、曲は段々と弾けるようになるので、諦めないで練習を続けてみて下さいね。
今日もお読みくださってありがとうございました